本当はこんなこと書きたくないくらいですが、あまりにもひどい。


私は自分のスタジオを持たないのでレッスンはレンタルスタジオを利用しています。


スタジオによってルールがあり、またルールではなくても個人のモラルの問題でスタジオ持ち主や他の利用者が困ることになるのは大人として、バレエを嗜む人としていかがなものでしょうか?



【時間は守ろう】

スタジオによって、前後に空白の時間のあるところと入れ替わりの場合があります。

どちらにしても規約をよく確認して時間通りに入退室しましょう。

例→『0分入室、◯9分退室』

  『予約時間の10分前から入室可、退室は◯0分、予約と予約の間は30分空けます』など



【備品は大切に】

備品を壊されたという話をよく聞きます。

もし、あなたの次の人が使う予定だったら?

最低でもその時点でスタジオの持ち主に知らせて謝りましょう。

備品はあなたのものではなくてスタジオのものです。



【お掃除は時間内に】

これもスタジオによってルールが違います。

・予約時間内で自分で清掃

・管理者がやるので時間通りに入退室してください


自分で掃除するスタジオ、絶対に誰もしていないでしょ?ってことがよくあります。

どちらのルールのスタジオか確認してから利用中の時間の割り振りを決めましょう。



【マツヤニ使用はルールを確認】

リノリウムの床は基本的にはマツヤニは必要ありません。

マツヤニは木の床が滑るときの滑り止め。

滑りにくいようにリノリウムが使われるようになりました。

樹脂であるリノリウムとマツヤニは相性が悪く、リノリウムが傷んで硬くなったり変色してしまいます。

リノリウム床でもマツヤニを備え付けてあるところは使っても大丈夫。

置いてないところはNGです。

リノリウムが滑るときはへアトリートメントやボディクリームなどが、何かが付いてしまったとき。

濡れ雑巾や洗剤で拭き取れば滑らなくなります。



【スプレーなどは使わない】

上記とも共通します。

何かが床に付着すると滑りやすくなって大変危険なので、スタジオでスプレーや整髪剤の使用は厳禁です。



【私物は置かない】

勝手に私物を置いて帰られたという話も。

これもスタジオによって、オーナーさんに許可を取る場合、絶対に置けない場合、有料ロッカー等がある場合があります。

勝手に置いて帰って処分されても文句は無しですよ?

だってみんなが置いていったら、私物だらけになってなくなったり壊れたら弁償しろとか言い出す人がいるでしょう?

物の管理はタダではありません。



【感謝の気持ちを】

あなたはなぜスタジオをレンタルしているのでしょうか?

私は経営の先が読めない状況でスタジオを持つ経費を使う勇気がなかったからです。

そんなに自由にしたいのなら自分でスタジオを作れば使い放題ですよ?

それができないのだから、スタジオを貸してくださる方に感謝の気持ちを忘れないようにしたいものです。



私自身、時間になってスタジオに行ったら前の人がレッスン真っ最中で、すごく不機嫌になって邪魔されたと思ってそうな様子で謝りもしなかったこと、終わる時間より前に次の人が乗り込んできて「もう私の時間だから」と急かされたこと、色々あります。。。

呆れますね。


驚くことに、指導者がルールを守れないケースも多くあります。

生徒から先生に注意するのは難しいと思いますが幻滅したら無理にその先生に習わなくても良い先生は大勢います。


優しい生徒は「バレエの先生って世間知らずなのかしら?」と言っていたりしますが、それだけで済ませてほしくないですね。

バレエの先生は立派な一人の大人です。