歌を習い始めて約半年過ぎました。
先日の『指導言語』について。
歌の世界にもあります。
「あくびのときに開くところを開けたままに」
「喉を下げる」
「音(声)を飛ばす」
などなど。
その中でも、自分で笑っちゃうくらい間違えていたことがありまして。
特にあくびのところです。
喉の奥を広げると教わって、一生懸命やっていました。
クラシックのときは口を縦に開けるのですが、どうしても閉じやすくて、慣れていないから練習しなきゃと思っていました。
バレエをやっていると声の質まで意識することはまずないですからね…
12月10日の演奏会の最初のオケ合わせの日、大編成のオーケストラで歌うので人の声がかき消されそう。
mpのところもそんなに小さくしないで全体的に音量大きめで、と指導され実際に歌い始めたら自分の声も聞こえない。
声楽の先生にも、合唱指導の先生にも言われていた
「口を縦に開けて」
と意識し続けていたら、スポンっと喉の奥が開きました。
んんん???これ何???
喉の奥って、こんなに奥もあったのか???
なんだか声がスッと出る感じ!
声帯が使えてる!
その後、色々やってみていたら大きな口を開けたあくびをすると開くところ!
私、普段あくびするときに口を閉じたままなんです。。。
子どもの頃に「口を開けたあくびはみっともない」と注意されて、真面目に口を閉じてあくびをするのが普通になっていました。
その場合、本当に開かないといけないところより浅いところが開く感じになるので、そこを使おうとしていたので口が閉じやすくて喉も締めやすかったんです…
今回、難しい曲に挑戦したことはもちろんですが、喉の奥の発見があったことが大きな収穫です。
というわけで、専門外のことではバレエの先生でも大いに間違うことがあります!(笑)
だからバレエの指導も同じ表現ばかりにならないように気をつけたり、「股関節を指差してみて?」と生徒がわかっているか確認することがあります。
誰でも、知らないことはわかりません。
それを教えるのが先生ですし、もしすぐに分からなくてもできなくても生徒が諦めなければできるようになると思います。
コツコツ頑張ろう!
そんな演奏会が今週末に迫っています。
オーケストラ・ファム・ファタール(強い女オケ)第3回演奏会。
女性だけのオーケストラ、合唱、指揮も女性
ホルスト『惑星』の編成なので大編成で迫力です!
ぜひいらしてください!