『努力する』と言うと、どのくらいのことを思い浮かべますか?
※私が多く指導している趣味の大人の方のお話です。
人によっては「何も続けられない」「私には無理」という言葉が出てくることもあります。
私は人によって基準は違っても良いと考えています。
いつも言いますし、ここでも書いています。
まずは諦めずにレッスンを続けることが努力の一つ。
体力、時間、お金を使ってレッスンを受けているのですから、それを継続するのは努力の一つと認めて良いと思うのです。
このところ急成長の生徒が何人かいます。
・ジムにもコンスタントに通って体の調子を整える
・パーソナルトレーニングをコンスタントに受ける
・食事管理に気を使う
・毎日ストレッチやエクササイズを10分はやる
・睡眠時間を確保する
・セルフケアの道具を購入して自分で体の調子を整える
・デスクワークの合間にストレッチなどを意識してやる
これらも立派な努力。
そして、どれも正しくは何をどうやればよいのか、その人に合っているものは何か、ということは指導してもらわないとわかりませんし、私の知識と経験を総動員して教えています。
パーソナルトレーニングをジムでやりたい人には信頼できるトレーナーを紹介しています。
「努力する」というと、『疲れ果てるまで筋トレやレッスンをする』『毎日クラスを受ける』『お家で1時間以上は何かやる』なんて言うことを考える人もいますが、家庭環境や勤務形態等によって限界はあるでしょう。
私はよく、【連続より継続することが大事】とお話しています。
もちろん連続させられればそのほうが良い場合も多いですが、継続は力なり。
プロだったら仕事ですから『これができないといけない』というものがありますが、趣味なのですからそれぞれが無理のないペースでコツコツと続けられたら素晴らしいことです。
バレエって、上達するにはゆっくりとゆるい坂道を上っていくようなもの。
まれにポンッと大きな1段を飛び上がれる時があったりしますが、基本的には地道にやっていくものです。
いま、私がよくレッスンを受けているスタジオは趣味の方が中心ですが、皆さんとても熱心。
ほとんどの方が私より年上です。
自分の生徒はもちろん、彼女達のおかげでバレエの楽しさ、上達することの喜び、等を改めて感じています。
20代、30代のときより激しい動きはできなくなってきましたが、まだできることはあるはず。
バレエを続けている限り、努力し続けます。