指導者の中には自分がすごく体が柔らかく、筋肉の出力が下がりやすい人はストレッチはあまり必要ないと思っているケースもあります。


私が子どものときに習っていた先生がそうでした。

動けなくなるからストレッチしたらダメと言われていました。

でも前後と横の開脚は180度以上できないと怒られるので、いま考えると…です。


私のクラスに受けに来た生徒で、一部そう教わっていた人もいます。


また、元々柔軟性が高くストレッチの必要性を感じないために家では何もしないという人もいます。


きちんとしたやり方を教えたら、今までストレッチの意味をわかっていなかった生徒がストレッチの良い効果を実感できました。


つまり、ストレッチのやり方にもよるということ。


彼女はとてもパフォーマンスが上がり、バレエの正しく良い動き方も理解しつつあります。


今までは硬い筋肉に邪魔されてそこまで身体を動かせるということも知らなかったのです。

筋肉の疲労によるコリや張りはセルフである程度解消できます。


必要以上に硬い筋肉があると動かすために余分な力を使うので疲労しやすく、怪我のリスクも上がります。


生まれつき柔軟性の高い人もストレッチは必要です。