昨日は声楽のレッスンでした。
音楽系は個人レッスンのことが多いです。
90分間発声練習です。
ブレス、お腹や口・喉をはじめ全身の使い方。
発声がある程度以上できていないと曲には入れません。
先生は「今日も発声だけになっちゃう」と謝ってくださる感じでしたがまだ曲を歌える感じがしないので大丈夫です
子どものときから
「はっきり話しなさい」
「もっとお腹から声を出して」
「声が小さくて聞こえない」
と本当によく言われていまして、でも自分では大きくしっかり声を出しているつもり。
広いスタジオで何本もレッスンが続いたあとは喉が痛くなる。
私は喘息持ち、昔よく扁桃腺を腫らしていたので喉が弱いから仕方ないと思っていました。
理論的に、どこからどのように声が出て、どうすると声質が安定するとか、『お腹から声を出す』とはどういうことか…
など教わって練習していたら少し響く感じ(目指すもの)がわかってきました。
そして、今日は腹筋が筋肉痛です(笑)
正直なところ、力んだせいもあってあまり良い筋肉痛ではないように感じるのですがいつもと違う使い方を理解してきた点は進歩かな、と思います。
もちろん力むと声質に出るので、先生は聞き逃しません。
リラックスして良い発声ができたときは「今が良い声〜」と美しい声で褒めてくださいます。
もう、お手本が美しくて聴き惚れてしまいます
そこで、よーくわかったのが生徒たちの気持ちと感覚!
最初は何を目指すかもわかりません。
まだ、自分の出す『良い声』がどのように発声できたときなのか曖昧です
先生の説明も消化しようとするけれど初めて耳にすることばかり。
まずは経験、レッスン回数を積まなければと思いました。
目指すものが少しわかってきて、やろうとするけれどうまくできなかったり、1箇所を気にすると他のところを忘れたり
身体の感覚を身につけるには時間と経験が必要です。
今までも生徒にも言っていましたし、今回自分が新しいことを習い始めて改めて思ったこと。
あ、声楽は20年以上前に合計1年半ほど習っていましたが、バレエと同じで時代が違うのであまり参考になりません。
先生によるかもしれませんが。
・何のことかわからなくて吸収しようと心がける
・ある程度の頻度と回数のレッスンが必要
・他で教わったことと違ったら新しい方を取り込む
・すぐには無理でも近い将来できるように頑張る
先生と呼ばれる立場の人も、教わる立場になる時間を作ることはおすすめです。