他のお教室から移ってきた生徒。
ポワントは数年履いているのにリボンの巻き方は教わっていないと…
他の生徒が「先生に巻いてもらうと違いがわかるよ!」と言うもので(笑)
巻いてあげました。
「ソールが、シューズが、フィットする!」
そうなんです。
形の合うシューズを選んでも、リボンの巻き方が適当だとその良さが半減してしまいます。
あと、ポワントへの足の入れ方も。
ただまっすぐズボッと突っ込んじゃだめですよ。
そして履き口の紐の微調整も大事。
色々な説を耳にしたことがあります。
・シューズを足に合わせる
・足をシューズに合わせる
私はどちらも同意しません。
合うシューズを、もっと快適に履く工夫を。
ソールやボックスを軽くなじませる以外の加工はしない。
リボンとゴムをつける位置をしっかり足に合わせる。
トウパッドはできるだけ薄く、装備(部分的なパッドね)は少なく。
大人でも痛みなくポワントを履くことはできます。
私が指導しているバレエスタジオアクシスの子どもたちはポワントを履くのは12歳からですが、まだ成長期。
骨格の成長に悪影響を及ぼさないよう、将来の芽を摘むことにならないよう気をつけなければなりません。
通常、バレエの先生は私のようにパーソナルトレーニングまでは指導しません。
でもポワントのことは最低限指導できるようになってもらいたいですね。
今日書いた内容を生徒一人ひとりに合う指導をするためには足の形と動き、バレエの正しい動きがどのくらいできているか、などを総合して判断する必要があります。