昨日の補足です。
きつすぎるシューズを選ばれるお店の基準として、生徒から話も聞きましたし、私が付き添ったときにも実際に聞きました。
「フルポワントで踵の布が余るから大きすぎますね」
当時中学生の生徒。
自分ではわからないかも…ということで付き添いました。
私も一緒に選んでいたのに割り込んでくる店員。
「私が見ていますから」
と言っても無視されましました。
そして
先ほどの「踵の布が余るから大きすぎます」を言いながらどんどん小さいものをすすめてきます。
ここのことです。
ちょっと浮いてつまめるくらいが正解。
普段の靴が25.5cmの子ですが、関節がとても柔らかいこのため足を押し込んだら入ってしまったんですね。
店員が「これがピッタリですね!」
と言ったのが23.5cmのポワント。
「足が痛い」と泣きそうな生徒。
「いいえ、これです!」と店員。
すぐにお店を出て他のお店に行きました。
買ったシューズは26の表記。
それが本当にぴったりでしたから。
「踵の布が余ると大きすぎる」の言葉が出てきたら、断って自分で選ぶようにするか、その強い意志がないならお店を出ましょう。
他にも沢山の種類を扱っているお店があります。
踵はア・テールだと皮膚も伸びていますがポワントにすると縮みます。
このぶん、ア・テールのときにシワのない布が余って浮くわけですね。
だから途中で脱げないようにゴムをつけます。
きつすぎると、布が足りないので踵が脱げやすくなり、ゴムが一本では足りなくなります。
脱げやすいと大きいと思っている人も多いのですが、ア・テールでブカブカじゃないのに脱げるなら、きついのです。
ご自分で選ばれる方の参考になりますように。