先日の『ギャップの生まれやすい言葉』も生徒からの反響が多くありました。
そこで話題に出た『ピンと張る』。
ギャップの生まれやすい言葉は、一般的な使い方と、多くのバレエの先生の言いたいことにギャップがあるというお話でした。
その影響で大人は
「バレエでは〇〇」
と置き換えてしまう思考回路ができることがわかりました。
なのでそのままでよい言葉も勝手に置き換えてしまい、またまた違った意味で捉えられてしまう。
これでは先生との意思疎通が難しくなるのも当然ですね。
『ピンと張る』
は本当にそのままです。
力を入れるのでも、爪先を丸めるのでもなく、ピンと張る。
Battement tenduのtenduのことです。
糸やゴムの端と端を引っ張るとピンとした張りが生まれます。
安定した(固定ではないですよ)軸足・骨盤と、動脚の爪先が遠く離れるほど張りは強くなります。
フランス語ではそのままなのに、日本語にすると違ってしまうのはなぜなのでしょうね…
そのままで理解してもらえる言葉選びをしたいですね。