はじめましての方と会うと気になることがたくさんあせるあせる

よく見かける気になること。
『アームスを背中から使う』

これをやろうとしておかしな動きになる人は多いです。

まず、
・肩甲骨を動かそうとして肩が上がる
・背中から腕…と思って肩ごと前に出てくるので巻き肩になる

あとは何故かセットで
・肩甲骨をグッと下げる→肋骨が後傾して反り腰&お腹が抜ける

多くのケースで、「肩甲骨を下げて」「アームスは背中から」を両方注意する先生がいると聞きます。

肩甲骨と上腕骨は連動します。


肩甲骨はちょっと特殊な仕組みで、体幹側の骨格は鎖骨のみと動きのつながりがあります。


背中=肩甲骨のイメージの人が多く、肩甲骨を自分から動かそうとすると鎖骨が前にすぼまり、巻き肩になります。

そうなると腕は上がりません。


肩甲骨をグッと下げる、位置を固定しようとした場合も、腕は上がりません。


肩甲骨、背中を意識することで腕の動きを制限し、さらに動かそうとするという矛盾したことを頑張っているわけです。


背中から腕を使いたかったら体幹と腕の動きを分離させる意識をします。


基本の姿勢はお腹(腹斜筋、腹横筋)が緊張、背中はリラックス。

逆の人が多いのです。


背中に余計な緊張があると肩甲骨の動きに制限が出ます。

腕が動きづらくなり、おそらくそうなると先生に「もっと背中から!」と言われて、以下ループ汗汗汗


正しい姿勢で体幹と腕の動きが分離させられると、背中から腕を使う感覚がわかります。