ずっとリハビリに通っていて、担当の理学療法士さんとも1年のお付き合いに。
その間に大人、ジュニアに関わらずバレエでアキレス腱周辺を痛めて病院に来る人は多いと聞いた。
まだまだ『ルルヴェ=踵を高く上げる』と教えている先生が多い。
他の先生のレッスンの経験があり、途中から私のレッスンに来た人はその意識を変えることから始まることがよくある。
踵を上げようとするとふくらはぎの筋肉が余計な収縮をして(過収縮、過緊張)、アキレス腱周辺に余計なストレスがかかったり炎症が起きたりする。
そして重心は下がるので見た目はきれいに見えない。
バレエシューズでは拇指球を遠ざける、ポワントでは爪先を遠ざける、遠くに伸ばす動きの結果、床から骨盤が離れてルルヴェとなります。
ちなみにドゥミポワントで足指にわざわざは体重は乗せないですよ。
拇指球を浮かせるくらい指の腹に立つと教わっていた人もいたので念の為。
転んだとかの事故以外で、バレエでケガや故障をする人がいない世の中にしたい。