注意喚起です。


過去に、Chacottの店員さんにポワントフィッティングをしてもらってきた生徒が軒並みきついサイズを買ってくると書いたことがありました。


個人レッスン歴が一番長い生徒、個人レッスンを受け始めた最初から全く合わないポワントのことを指摘していましたが本人がどうしてもそれが良いと言うので途中からは半ば諦めていました。


しかし、足の使い方、普段のケア、色々やっていくうちに先日とうとうポワントに足が全く入らなくなりました。


足の使い方が良くなり、それが定着してきたのです。


彼女は足の指がとても長く、足幅が狭く厚みがないので、足指が丸まった状態で幅と厚みがあり縦が短いポワントをずっと履いていました。


「ポワントをしばらく履いていると頭が痛くなるほど辛い」


最初の頃は「15分で無理」


こう言っていました。

足の爪に問題があり、それで痛みが強いと説明されて、私もそれを鵜呑みにしていたのもよくありませんでした。


そして、『Chacottでフィッティングしてもらったから大丈夫』という生徒の思い込み。

目の前で踊りを見ている先生よりもそちらを信用してしまったこと。


足が入らなくなり、改めてポワントと足を並べてみると足のほうが明らかに大きい。

以前はここまでではありませんでした。


足指がしっかり伸ばせて、生徒の本来の足に戻ってきたのです。


私の足、24cmと比べてみました。

生徒のほうが足が数mmから1cmくらい大きい。

なのにポワントは23cm〜23.5cm相当を履いていました。


そんなにきつかったら辛いに決まっています。


この話を他の生徒にもしたところ、何人も同じ経験をした人がいました。

あまりの辛さにポワントを履くこと自体やめてしまった人も。


足に合っているシューズは固さに慣れるまでは皮膚での刺激が多少痛いことはありますがトウパッドも合っているものでしたらそこまで辛い痛みにはなりません。


きついシューズは

・耐え難い痛み

・足が痺れる(きついので血流が悪くなる)

・爪先がポワントのプラットフォーム(トウの平らなところ)の内側に触れる

・かかとが脱げやすい

・かかとが圧迫されて痛い

・履くときに爪先をギュッと押し込まないとかかとが入らない


これらに当てはまる人は他のショップでフィッティングしてもらう、先生に見直してもらうなど、検討されたほうが良いかもしれません。


足は第二の脳と言われるくらい全身に大きな影響を及ぼします。

きつすぎるシューズは身体にとても悪いです。