SNSなどを見ていても、実際に会った人でも、最近気になるのが
『痛みがあるのは仕方ない』
『やり方が悪いのかな』
と言いながら何もしない人。
私が一方的に見かけただけですが、病院にも治療院にも行かず、『休んだから○日ぶりに復帰!』とか。
実際に教えていても、私が「その動き方では痛める」「筋力が弱すぎるから関節や筋肉の負担が大きい」など説明して対策を教えても、大きく2パターンに分かれます。
・痛みの原因を改善しようと努力する人。
・話を聞かず、自分でなんとかしようとする人。
せめて病院や治療院に行ってみて、と言ってもちゃんと行って治そうとする人と、ただ休むだけの人、休みもせずになんとかなる精神で無理する人に分かれます。
痛みは身体からの危険信号。
使い方が悪い、疲労が溜まっている、理由は色々あるかもしれません。
ケガだったら一度は整形外科へ、筋肉の問題だったら接骨院などの治療院へ、筋肉不足ならトレーナーや知識と指導歴のあるバレエの先生へ。
それぞれの専門家に。
もしバレエをやっていて痛めたのなら、ケガが治っても治る前と同じ練習方法ではまた同じ怪我をします。
ほんの少しの動きのズレや歪み、間違った感覚が、何百回何千回と繰り返されて故障に繋がります。
筋トレや動きの修正をして痛めない体作りをするところまでが治す期間。
痛めるには原因があります。
自己診断はとっても危険。
バレエをやっていて、間違ったことをしなければ体に痛みは出ません。
『間違ったことをしなければ』というのは練習方法、練習量、栄養、セルフケア、休養、全てのバランスのことです。