キッズバレエを担当していると、必ず遭遇するこの状況。


スタジオに入る前から、または入った直後、レッスン直前、ちびっこが大泣き大泣き


親御さんはたいてい「どうしましょうあせる」となります。

基本的にはお子さんをスタジオに置いて、親御さんは姿が見えないところに行ってください。

腕などをつかんできても、引き剥がして大丈夫。

レッスンが終わったら必ずお迎えに来るよ、とわかればそのようなことはなくなっていきます。


泣く理由は様々。

・まだスタジオに慣れていない

・レッスンでどういうことをするのかわかっていないので不安

・親御さんに甘えている

・体調不良

など。。。


以前に、いつも泣かない子がメソメソ泣いたとき、親御さんも私も何かの勘が働き、「今日はお休みしましょう」と意見が一致したことがありました。

その子はめったに体調を崩しませんが、その日の夜に発熱しました。


そういう特殊なとき以外は、『今はレッスンの時間』と切り替えを学ぶのもバレエを習うということ。

ほとんどの親御さんががっかりされますが、子どもは順応性が高いので1回から数回で慣れます。

一番長くかかった子で半年ですが、それはすごく稀なケースでした。

レッスン前に大泣きで、親御さんが姿を消してレッスン後にお迎えに来たときにはニッコニコ花ということはよくあります。

幼児期はまずはレッスンは楽しいものと知り、バレエを好きになってもらいたいです。


バレエを習うということは、お家や幼稚園・保育園以外にも知っている社会ができるということ。

最初から何も問題なく受講する子ばかりではありません。

ドーンと構えて、レッスン時間には先生に預けてくださいね。