年齢によってトレーニング、エクササイズの種目や強度を変えていますが、全員に共通のこと。
特に子どもで多いので言って聞かせるのですが、エクササイズを言われた順番にやらず、更にお友達同士でどっちが早く追われるか競争!とか
やるペース、強度、回数、全部意味があってそれにしています。
大人も子どもも、私がカウントを言ったり音楽に合わせることもあれば、「自分のペースで○回やってね」ということもあります。
決められたスピードで決められた回数動いてほしいときと、フォームが崩れないように慎重にやってほしいとき、細かい設定にも生徒にこうなってほしいこうやってほしい、という理由からです。
また、同じ内容をしばらく続けることが、多いのですがそれは筋肉はすぐにできるものではないのと、最初から良いフォームでできないこともあるから。
続けることで動きが上達し、効果や必要性を実感してもらいたいからです。
バレエの動きにつながるまでも時間のかかることがあります。
同じ内容で順番を変えるときもあります。
筋肉のスイッチをオンにする順番を変えるとどうなるのかはやってみないとわからない部分もあります。
一回やってみて辞めること、数ヶ月後に再トライしてもらうこともあります。
それは一回やってもらって強度が合わなかったり、グループレッスンでは意外と難しいと判断したときなど。
このメンバーならできるだろう、と思ってもそうでないときもあります。
私はその試しにやってもらうことを恐れずにいます。
より良くなってもらいたいから、いろんな種目、強度を試してもらって、あまり良くないと思ったら違うものに。
先生も生徒も人間なので、いつも完璧というのは難しいです。
これをやると調子が良い!というものも数ヶ月で変えていきます。
マンネリ化したり、身体の状態が変わっていけばやってもらいたいエクササイズも変わっていきます。
生き物ですから、変化します。
人間の身体の作りは基本的には同じでも、柔軟性や筋肉に個性があります。
その時どきに合わせた内容のレッスンをしていくので、エクササイズの順番によって仕上がりが変わります。
その日のレッスン前の状態から、最良に持っていけたら嬉しいですね