先日Twitterで話題になり、あちこちでアツい議論が交わされた大人のトウシューズ、バリエーション問題。


私の生徒さんとも直接お話したりしました。


その結果、行き着いたのは『自分に合う教室が良い』ということ。


私のタイムラインに流れてきたツイートは先生も生徒側の方も意見が真っ二つに分かれました。

大人からバレエを始めてトウシューズは危険すぎる、正しく教えて生徒が頑張るなら履いても良いのでは…

ということは、

・危険なことは避けたい

・トウシューズなんて絶対履かない

・バレエ最優先は無理

という慎重派の先生と生徒


・トウシューズも挑戦したいし、発表会でバリエーションもやってみたい!

・何が何でもバレエのレッスンは行く!

・おうちトレーニング、ストレッチ、毎日やります!

という熱量の高い先生と生徒が出会えればお互いに良い環境でバレエができますよね。


一番不幸なのは生徒さんがやりたがっているのに先生が手前でストップをかけるケース。

ツイートやブログを書いたことで複数の方から相談されました。


生徒さんはもっとやりたいのに先生はだめと言う。

先生の傲慢ではないか。

等のお話でした。


バレエの先生はサービス業ではありません。

それぞれが信念を持って指導内容を考えて最良のレッスンをしようと考えているはず。(たまに収入のためだけの人もいますが)


大人にはあまりハードなことはさせずに、トウシューズもバリエーションも無しで、バレエの基礎をしっかり身につけてほしいと思う先生。


私のようにやる気があるなら教えるからついてきて!という先生。


バレエやるならトウシューズくらい履かなきゃ!という先生。


注意とかしないけどゆるく楽しみましょうという先生。


色んなタイプの先生がいます。


レッスンの見学や体験前に、今はメールなどで比較的気軽にコンタクトを取れるシステムがあります。

ご自分のやりたいことがあるなら、遠慮なく聞いてみましょう。


もし、よくわからずとりあえず入ったお教室が思ったものと違ったり、途中で方向転換したくなったらお教室を移るのは悪いことではありません。

稀にお教室の掛け持ち禁止なんていうスタジオもあるようですが、私は先生を選ぶ権利は生徒さん側にあると考えています。


ただし、数ヶ月単位であちこちコロコロと変わるのはダメです。

最短でも年単位で通うつもりで行きましょう。

そのために体験レッスンがあります。

体験の際はただレッスンを受けるだけでなく、先生とお話をして、こういった方針の確認もすることをおすすめします。


自分から何を聞いてよいかわからない人は…

・大人もトウシューズを履けるのか、その際は大人の初心者のクラスがあるのか

・発表会について(全員参加必須なのか、希望者だけなのか、費用など)


質問をして、嫌な顔をされたり対応を疑問に感じたら、レッスンを受けていてもそういうことがあると思います。

ご自分と相性の良いお教室を探してみてくださいね。