先日、Twitterのフォロワーさんから質問されました。
その時のツイートがこちら
https://twitter.com/hiyoko_bbc/status/1487786036302614529?t=xYlxYpAYxLEUCA4GdlvIhw&s=19
ちょっと運動経験ない人から人から質問されましてね。
— ひよこ🐤ひよこ座Ballet&Body conditioning (@hiyoko_bbc) 2022年1月30日
ストレッチって運動じゃないですよ… ストレッチは筋肉を伸ばすこと。
運動は筋肉を動かすこと。
ご質問は身体がとても硬いということ、脚が太いと思う、とのことでした。
実は実際にはお会い来たことがなく、断言はできないのですが自分自身の経験と多くの生徒さんを見てきたことから導き出した答えは
『筋力がない』
ストレッチができないことについて
ストレッチ=筋肉を伸ばすこと。
伸ばすにはある程度は姿勢を保ち、伸ばしたい部位とその周辺の脱力が必要になります。
ものすごく筋力がない人はその姿勢を保つことに筋力を100%(自然に姿勢を保てる筋力)かそれ以上に使うことになるので脱力まで届かないのです。
ストレッチの感覚を知らない
バレエを子どもの時からやっていると絶対にどこかでストレッチはやらされます。
やりながら覚えていけますね。
大人になるまで柔軟性を上げるストレッチをしたことがない場合、どうやって伸ばして良いのか身体の感覚では知らないためにうまく伸ばせないケースもあります。
過去に指導した人の中には、動画や本を見てやっていたと言いながら、ポーズを真似しているだけでそれも違っていたり、伸ばすはずの箇所にギュッと力を入れて伸ばしたつもりになっていたこともありました。
「ここを伸ばしたい」と思ったら、正しい角度でやらないと意味がありません。
また筋肉は複雑に張り合って体のバランスを保っています。
1箇所だけ柔らかくすることはできません。
やったことがないのに、自己流はとても危険です。
そして指導者の皆さまへ
子どもの時からバレエなどをやっている人と、大人になって初めてやった人は違います。
いきなり開脚などをさせるのではなく、小さな角度から少しずつ指導しましょう。
間違ってもカエル足ストレッチやスプリッツなんてやってはいけません。
「何からやったらいいの?」という人は勉強してください。
そのつもりがないなら大人バレエの指導をすることはおすすめしません。
きちんとした指導をすれば痛みやけが人は出ませんから。
長くなってしまうので『筋力がないと脚が太くなりやすい』についてはまた別の機会に書きますね