昨日Twitterで下半身の筋肉が進化してきた生徒さんのことを呟いたら、やはりそういうツイートには反応が比較的多いです。
https://twitter.com/hiyoko_bbc/status/1487068305294704644?t=rbH3iPnTyp42SSEmBhx5Ag&s=19
去年から私の成人クラスに来てくれるようになった生徒さん。
— ひよこ🐤ひよこ座Ballet&Body conditioning (@hiyoko_bbc) 2022年1月28日
毎回進歩が見えて、姿勢もよく。
特にお尻から脚にかけて筋肉のラインが見えるバレエ体型に変化してきました。
あとは背中ももっと進化させていこう😊
進化するのに年齢は関係ない。
これからが楽しみです。
背中はこれから、と書いた理由について。
身体の作りは下から足→脚→骨盤→ウエスト→あばら→首→頭となっています。
背骨とは書かずにあえて分けます。
地球には重力があり、人間は浮いたり翔ぶことはできません。
足が歪むと上に行くにつれて歪みが大きくなります。
そのままでは転んだり倒れてしまうので、人間は無意識に倒れないように筋肉でバランスを調整します。
これが良い姿勢が崩れた状態。
人や状態によっては腰痛など痛みが出てくるかもしれません。
姿勢が崩れたまま、もしくは良い姿勢が保てないまま上の方を鍛えようとしても無駄、というよりはうまく筋肉を働かせられません。
効率が良いのは下半身→上半身の順に作っていくこと。
歩いたり走ったり、階段を上り下りする基本的な筋力がないのにいきなり体幹のインナーマッスルトレーニングをしても、ものすごく効率が悪いです。
そのくらい骨盤の安定は重要です。
あ、ちなみに骨盤は『固定』ではなく『安定』です。
力でギューッと固めないと姿勢が保てないのは基礎筋力が足りません。
日常の動きが充分にできないのなら、バレエはもっとできないです。
筋力とは力をどのくらい使えるかではなく、意識しなくても勝手に働いてくれることを言っています。
いつも言っていますが力が入ることと使えることは違います。
私の指導は筋力がなさすぎたりバランスが取れていない人は、まずは下半身のアウターマッスルを使う練習→筋トレ→体幹を使う準備のエクササイズ→体幹トレーニングの順番です。
自己流の筋トレは危険ですから、きちんとした知識のあるバレエの先生やトレーナーさんに適切なやり方やフォーム、負荷を教わってくださいね。