身体が柔らかいと、「いいなぁ!」と言われることが多いと思います。
が! 柔らかい人には柔らかい人の悩みや苦手なことがあります。
また、「私、体硬くて…」と言う人の多くが生まれつきの要素は身体が柔らかく、不安定なために力む癖がついていたりします。
そのような勘違いがどこから生まれるのかというと、開脚がどのくらいできるのか、で身体の柔らかさが判断されるから。
私が言う柔らかさは
・関節の可動域
・筋肉の張りの程度←張りがない
・筋肉の柔らさ←伸びる割合ではなく触った感覚
身体が柔らかい人のほとんどが上記3つが揃っています。
その結果、バレエに関係なく身体がふにゃふにゃしてしまうので頭が揺れ、その揺れを止めるために力のない筋肉が頑張って力み、筋肉に硬さ(コリ)が出ます。
その硬い筋肉をいきなり伸ばそうとしてもすぐには伸びません。
また、身体が柔らかい人がストレッチやほぐしばかり行うと上に書いたことをぐるぐるローテーションするだけで身体の状態は悪くなります。
身体を支える基礎的な筋力をつけるトレーニングとストレッチを組み合わせて強くて柔らかい筋肉にできたら最強です