先日、はじめましての生徒さん。
とてもバレエ向きの骨格の持ち主。
大人になってからバレエを始めてまだ日が浅い方ですが、大きな修正はいらず、どんどん動いてもらいたいタイプです。
体のバランスチェックをしていくつかエクササイズをしたあとにバーレッスン開始。
膝にすごく力を入れるので、太ももの外側にムキッと余計な力が入ります。
たずねてみるとやはり
いつもの先生に
「膝を伸ばして」
「膝が曲がっている」
と言われるのだそう。
私が見たらまっすぐできれいな脚です。
何をもって「曲がっている」と言ったのか謎です。
力を入れたらマネキンのような脚になると思ってる?
身体って、骨や筋肉の凹凸はあるものですよ?
元の骨格や筋肉を無視して押し込ませたら膝を痛めたり、まっすぐを通り越えて反張膝にあとからなる場合もあります。
また、伸ばし方を理解していないのに「伸ばして」の注意だけでは力を入れすぎて本当に膝が曲がることもよくあります。
せっかくのまっすぐな脚が壊されてしまうところでした。
早いうちに私のところに来てくれてよかった
慌てず確実に基礎を身につけて上達してもらいたいです。