先日スポーツクラブのレッスンの後、ある生徒さんから膝の痛みについて相談されました。
レッスン直後なのに太ももの筋肉がふにゃふにゃ、これでは筋肉は働いてくれません。
筋肉が働くには適度な張りが必要です。
レッスン前に軽くウェイトトレーニングをしてからスタジオに来るようにすると、膝への負担が和らぎますよとアドバイス。
そうすると「疲れてしまうから無理」と言われました。
太ももやふくらはぎが『脂肪?』と思うくらい柔らかいのは脂肪ではなくて柔らかすぎる筋肉かもしれませんよ。
柔らかすぎる筋肉は動こうとしたときにきちんと働いてくれません。
足りない力は他の筋肉で補って動きます。
身体が安定しないので余計な力を使い疲れやすくなります。
筋肉量を増やさなくても、レッスン前に筋肉のスイッチをオンにする程度の軽いウェイトトレーニングで調整すると、余計な疲労をしなくて済みます。
はじめの何回かは筋肉痛くらいにはなるかもしれませんが、きちんと動いたあとの疲労や筋肉痛は回復したあとにその前より強くなります。
正しく動かし、適正なウェイトでないと意味がないのでパーソナルトレーニングがおすすめです。
「パーソナルなんて!」という人も多いのですが、身体の癖が一人ひとり違うので、一般の人もたまにはパーソナルで自分のためのメニューを組んでもらって、正しいフォームを確認してくださいね。
定期的にパーソナルを受けると、筋トレの効果やレッスンでの上達を感じられるのが早くなりますよ