今回も生徒さんからよくお話されることから。

デスクワークの生徒さんが多いため、内容はその方向性になります。


「私腹筋弱いんです」

「家でも腹筋だけはやってます」

「腹筋使えてないってよく言われるんですけど…」


なんでみんなそんなに腹筋、腹筋って汗


腹筋は確かに大切です。

でもただ強ければ良いというものでもないですし、腹筋のトレーニングだけすればバレエが上達するかというとそれも違います。


トレーニングするなら、強くするというよりはバレエのときの【使い方】を練習するほうが良いです。


腹筋自体は、範囲は広いですが筋肉の中では薄く、そこまで強い筋肉ではありません。


強さで言ったらお尻、太もも、ふくらはぎのほうが力があります。


そして腹筋は主に骨盤と肋骨に触れています。


ここまで上げた筋肉の触れている範囲が一番大きいのは骨盤です。


骨盤が前傾しても後傾しても、そこに携わる筋肉の働きは悪くなります。

腹筋も十分な力が発揮できなくなります。

骨盤は内臓など体の重さの多くを支えているうえ、すぐ上に背骨があります。

つまり骨盤は背骨の土台となるのです。

土台が歪むと全て歪みます。


骨盤のアライメントを決める要素はたくさんありますが、本当に筋力をつけることで解決できる問題でしたら、太ももとお尻、その次に膝下と腹筋のことを考えると効率よくバランスを整えられますよニコニコ