私のクラスは、他の先生のレッスンを受けていて上達を感じられないけど上達したい、もっと説明してもらえるレッスンがいい、など熱心な方が多いです。


始めのうちから私のレッスンを受けてくれている人にはなく、他から移ってこられた生徒さんから98%くらいの確率で聞かれる質問。


『どこを鍛えればいいですか?』


バレエって踊りなのです。

アスリート的な要素もありますが、音楽も大事。


音楽や役、感情などを表現するためにバレエのテクニックがあります。


そしてそれは基礎の上にあります。

上のような質問をしてくる人の多くに私が必要と思うのは、基礎的な姿勢や動きをある程度以上身につけるための観察力とバレエの知識。


どんなに筋力を鍛えたとしてもバレエの動きを理解していなかったら使えないし動けないのです。


「○○(筋力の名前や箇所)を使って」と指導する先生も多いようです。

筋肉は使ったり鍛えたり力を入れるのではなく、その箇所を主動筋として働かせられる動きを身につけたいですね。


つまりどこの筋肉が働いたかと言うのは結果であって、そこに力が入る(入れる)目的になっては踊れないのです。


私のクラスと他のお教室を掛け持ちされている生徒さんには、「使って、力を入れて」と言われたら、「こういう動きをして」と私に言われたのを思い出して脳内変換してね、と教えていますニコニコ