私がバレエと音楽のかかわりに細かくうるさいことはレッスンを受けている生徒さんはご存じですが…
レッスン中に説明しきれないことをまとめます。
テンポの速い曲になると焦ってしまう、よーくわかります!!
ピアノでアレグロのテンポで弾こうと思ったら、指の動きを見たら速いです
でも、バレエのアレグロ、実はそこまで速くないんです!
レッスン中によく注意するのがリズムが細かい曲を「速い💦」と思ってしまうパターン。
音の数ではなくて曲の拍子とテンポを聴き取れるようになるとかなり落ち着いて踊れます。
以下の動画、テンポは全部同じです。
Moderato(モデラート)=中くらいの速さで
できたら音を聴ける環境で見てください。
四分の四拍子です。
カチカチ鳴っているのはメトロノーム。
①四分音符→いわゆるオンカウントのアクセントの部分だけです
②八分音符 … 『速さ』は同じで1拍に音が2つ入ります
③十六分音符 … 1拍に音が4つ『速さ』は変わりませんよー
十六分音符が多いと慌てる生徒さんが増えますね

速いと細かいの違い、少しわかってもらえたでしょうか?
もちろん速い曲を使うこともあります。
動きに集中しすぎず、音楽に耳を傾ける時間も作ってみてくださいね。
『テンポ』『速さ』のお話でした
