今回はポワントで比較的初歩のうちからやる『エシャペ』
2番ポジションのエシャペ
4番ポジションのエシャペ
どちらも大人の方で勘違いが多いのが床をザーッと滑らせるようにやろうとすること。
エシャペは逃げるという意味のフランス語です。
滑らせるのではありません。
一番よく見かけて、一番よくないのがお尻が上がっていないのに足を開き始めること。
ポワントだけではありませんが、特にポワントでは先にお尻が上がらないとポワントで立ちきったときに床=爪先からお尻まで、脚の長さ分の空間ができなくなってしまいます。
結果、頑張って開こうとしたのにポワントが立ちきれない状態になります。
お尻から上(上半身)が上がらないとポワントで立ちきれないということで、バレエシューズのレッスンの基礎の大切さを実感してもらえると思います。