これも生徒さんからの質問で情報を知りました。
「タンデュで、ドゥミポワント通らないって本当ですか?」
私は通る動きで教わってきました。ただ、踊るとなるといちいち通す時間はないので厳密に言うと『踊るときは通らない』
私なりに調べた結果、ドゥミポワントを通らないと言う意見の方が『踊るときに通らないから』と書いていらっしゃるのを見つけました。
それ以上の情報を見つけられなかったのでご存じの方いらっしゃいましたら教えてください。
私の考えは『踊るときは通らないけどトレーニングとしてやるべき』
例えばポール・ド・ブラでアンオーのアロンジェをするとき、基礎や入門、小さい子のクラスではアンバー→アンナバン→アンオー→アロンジェ、と教えます。これ、上級になると途中のポジションは軽く通過した方が動きとしてはきれいです。音楽の中で踊ろうと思うといちいち細かいポジションを意識していられないときもあるかと思います。それは基礎のレッスンで身に付けます。
タンデュ等も同じで、最初はドゥミポワントを使う練習をすることによって爪先の動きがきれいになりバレエの動きができるようになると考えています。特に大人からバレエを始めた方は爪先を伸ばそうとするとふくらはぎに力が入りすぎる傾向が強いです。本来は足裏を主に使います。正しい筋肉の動きをマスターするためにも
・バーレッスンでゆっくりのタンデュやジュテをするときにはドゥミポワントを通る。
・踊るときにはそれを踏まえて美しい爪先を心がける。
私が大好きなマリアネラ・ヌニュスさんのポワントワーク、ルルヴェに立つときもオンポワントからア・テールへの動きも本当に滑らかで美しいのですがドゥミポワントを通過していますよ😉
https://youtu.be/xR5uE__KG1M