身体の使い方以外にも、大人からバレエを始めた方のクラスを教えていて感じるのはバレエ用語を曖昧にとらえている場合が多いな、ということ。

バレエ用語ってほとんどが固有名詞ではなくてステップや動きをフランス語で説明している感じです。フランス語を話せるかたはよく理解されているので動きの雰囲気もイメージしやすいようです。

すでにバレエ経験がある生徒さんにお会いして、間違えたり、わからないままになっていることが多いバレエ用語の解説もしていきたいと思います。

最近であったなかでかなり多くの方が混同されているステップひらめき電球

シャッセ・パ・ド・ブレ

トンベ・パ・ド・ブレ

ポーゼ・パ・ド・ブレまたはピケ・パ・ド・ブレ

まずのシャッセは「追いかけられる」のいう意味、のトンベは「落とす」、ポーゼは「置く」、ピケは「突き刺す」動きとしては同じ。

シャッセは片方の足を先に出してあとの足が追いかけるような動きをするステップ
トンベは床からはなした足を下ろしながらその足に重心を移動させるステップ
ポーゼまたはピケは片方の爪先を置くように(突き刺すように)床に立つ

それぞれ、そのあとにパ・ド・ブレが続き一繋がりの動きになります。


以前にバレエの先生のオーディションで、他の受験者の方がこれらをごちゃ混ぜにしていました。言葉で説明している振り付けと、実際の動きが違うという・・・汗
実技のあとの集団面接で「それでは教えることはできませんよ」と言われていました。
そのくらい違うものなのですが、バレエを始めたばかりの生徒さんには同じように見えることが多いようです。
これらをはっきりさせておくとグラン・ワルツなどをやるようになったときにアンシェヌマンを覚えやすかったり、踊りやすくなります。
ぜひ覚えておいてくださいねニコニコ
そして、ステップがはっきりわからなかってら、先生にきいて早いうちにしっかりと覚えましょうビックリマーク