我が家のポメラニアン、おまりーは13歳である。
サモエドを祖とするご自慢のダブルコートの毛を持ち合わせながら、おまりーは幼い頃から季節に問わずサマーカットされてきた。
ワルシャワへ越してきた時は柴犬かと問われたこともある。
少しポメラニアンらしくなった。
『首の下の毛、こんなに立派やったんか』
と聞きたくなるほど胸毛が膨らみ、
雪道での散歩でびしょびしょになってしまう。
少し身綺麗に整えよう。
前回お世話になった、ロシア語が通じるトリミング店へ行ってきた。
バスを待っている時はとんでもなく震えていたのであるが、
バスの待合所のガラスに映った自分の姿を、他の犬と勘違いして尻尾を振ったりしていた。
お店の高い天井にはクリスマスシーズンにぴったりの、積年のトリミングが創り出した自然の雪が降り積もっている。
お姉さんには
『お店のInstagramの写真なんやけど…
こんな感じで少し丸めで頼むで』
と伝えた。
2時間後の出来上がりがこちら。
…ちょっとちゃうな
いや、もちろん可愛いけども
ちょっと…なんやろな
ちょっと今回ぽさぽさしいというか…
すでに散髪後2週間くらい経ってる出立ちというか…
耳より耳毛が伸びてもうてるし…
いやあれかな、
耳から冷気が入ったら脳の血管切れて危ないからという寒い国がゆえの耳毛かな。
そもそもその理論は犬にも適用されるんやろか。
いや全然可愛いんやけども
ちなみにこのシワシワの白い布はソファカバーが届かない故の、ソファにシーツがかぶせられているからである。
ソファカバーはついに問い合わせをするにいたり、ただいま元気いっぱいに回答待ちをしている。
ちょっとぽさぽさしいが、たまにはこんなこともあるとシャンプーの匂いがする腹をしこたま吸い込むひよこよさんであった。
よろしくおねしゃす。
**いつも読んでいただき、ありがとうございます。
皆さんからのいいね!やコメント、フォロー登録などなどがとても励みになっております。
投稿のお知らせやたまに記事を載せるインスタアカウントはこちら↓
こちらもよろしくおねしゃす。