「さぁそろそろ寝よか。」
そう思って電気を消す。
夜は0時をまわろうとしていた。
目覚ましをチェックして、ケータイを枕元に置いて目をつむった。
しばらくすると、
♫
ケータイが鳴った。
誰だろう。
日本時間は朝6時。
父や母であろうか。
気になる。
ケータイの明かりが眩しくて、眉間にしわを寄せながら覗き込んだ。
「やぁ、おはよう。ひよこよ。」
おじさん(ウラジオストク在住49歳)だった。
ウラジオストクは7時。
絶好調に活動開始時間である。
「おはよう、おじさん。」
と返すと、
「お!まだ寝てないのかい!?」
と来た。
「まだ寝てなかったけど、今から寝るところやで。」
と返すと、
この動画が送られてきた。
なんやねん
またこれである。
(これ→不思議な動画像を送り合う話。)
悩ましげにレインコートを着て雨の中を歩く猫。
『なんやねん』が正解であろう。
どうしても今これを見せたかったのか、
はたまたウラジオストクは雨が今降っているのか。
固まるひよこよさんに、おじさんから
「それでは、おやすみ。」
と来た。
ほんとになんやねん。
よろしくおねしゃす。
**いつも読んでいただき、ありがとうございます。
おじさんとM先生だけなのだろうか…。
これからもよろしくおねしゃす。**