日曜日の夕方、ひよこよさんは歯医者にいた。




前回の来院から10日、ようやく診察日が来たのだ。


「16時から予約があります、ひよこよですー。」

と言い、待合室で待っていると受付の人が

「こちらでお待ちください。」

と、と3階の39の部屋の目の前に案内した。




この39の部屋の前で放置されること15分。

すると

「ひよこよさん!こっちや!」

ぽよよん女医が現れた。


「自分なんでこんなとこおるん。
行くんは2階の23の部屋やで。」




なぜ39の部屋の前に放置されたのかはこちらが聞きたいが、とにかくぽよよん女医と会えてよかった。


そして薄々と感づいてはいたが、診察台に寝た時に確信した。


今日、通訳のNいないんや…!!


「センセイ、トニカク ガンバル イウテマス。」

としか前回は言わなかったN。

今日はどんな治療をするのか未知数である。

「ワタシ、ヒツヨウ ナラ イツデモ ドウゾ。」

と言っていた彼女は、今日こそ必要なのではないのか。




診察台に寝て1分後、ぽよよん女医はひよこよさんの歯茎にいきなり麻酔らしきものを大胆に打ち込んできた。


「痛ない?
あと自分、アレルギーあるん?」


と打っている最中に確認され、打ち終わったら謎の書類にサインをした。


麻酔はガンガン打った。
抜くのか、抜かないのか。


さぁ、楽しい治療の始まりである。



よろしくおねしゃす。


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もう全てはぽよよん女医に託された。

あとですね、今麻酔を打ってから4時間経つんですけど、全然麻酔切れないんすよね。
もうずっと話し方が桃井かおり。
桃井かおりの降臨はいつまでなのか。

みなさん、歯はお大事に…。

これからもよろしくおねしゃす。**