最近はうっかりラブソング(死語)を聞いていますよ。そんな時期ですね。
何事にも職人って凄いと思います。
クリエイターに、一つか二つ条件を出せて、
その生み出されたものに世間が共感できたら、
その人はきっと生き残っていけると思います。
例えば、映画でも、原作があって、これを映画化してみて、とか、
アーティストに、このドラマに合う曲を作って、とか、
アーティストも、冬の夜に聞きたい曲、冬の帰り道に、ひっそり泣きたい曲、とか。
昔は(俺も年よのお)、国民的にヒットする曲って、シンプルっていうのもあったけど、
それ以上に、ドラマにぴったりあうとか、その曲単体のイメージとか、良さだけじゃなかったと思う。
このドラマの流れで、このイントロ最強とか、主題歌が流れてさらに盛り上がるとか、
そういう意味では職人が多かったと思う。
今は、ドラマ主題歌でも、全然あわねぇよとか、まったく別物の組み合わせとか、
もはや主題歌ではなく、ただのセット販売みたいな。
エンターテイメントのビジネスは、自己満足、自己主張がもっともいらない世界だと思います。
求められているものをいかに生み出せるか、その中に自分の思いとか、色とかをそっと加える。
7割ぐらいは世間が求めているもの、残りの3割は自己主張、みたいな。
そもそも音楽とか芝居とかって、自己表現欲の強い人が目指すものだと思うけど、
それをビジネスにするならば、求められるのは、その人が自由に生み出したものではなく、
声や顔や体などの見た目のものや、センスじゃないかと思います。
本当に生き残っていきたいならば、そこに気づかなければいけないんじゃないかと。
気づいて切り替えていかなければならないんじゃないかと。
タイアップのヒット曲や、春夏秋冬にあわせた曲とかが求められるのは、
あくまで、主導は聞き手側だということの証明。
そんなわけで、何様な感じですが、なんか書いてて飽きてきちゃったので、
やめます。
もっと楽しい話したいです(なぜカタコトなのか)。
では。