「トイストーリー3」がついに100億円の大台を突破しましたね。
この快挙を予想した人はほとんどいなかったのではと思います。
今年の夏は、「踊る3」「アリエッティ」と2大作品が揃っていたので、
それらを押さえて、さらに100億の到達。
ピクサーは、とくかく脚本にこだわり、映画が完成して面白くなかったら、
簡単にボツにして、再度脚本から練り上げる徹底さ。
今回の「3」も、一度完成したモノを捨てたらしい。
そんなピクサーの中でも、この1作目、2作目の完成度は郡を抜いていたので、
約15年ぐらいかけて築き上げてきた、
この会社、この作品に対しての信頼がこの結果に結びついたのだと思います。
今年は、すでに「アバター」「アリス・イン・ワンダーランド」の2作が100億を超えており、
近年稀にみる盛り上がり。
ここ最近の映画界の冷え込みが嘘のように、
3D効果と数年前の脚本家組合のストライキ解消後の産物が、やっとここにきて開花。
「踊る3」は、期待度が高すぎるのと、単純に話が面白くないので、
今回がリスタートで、すぐにパート4が作られるようなので、それを待ちましょう。
9月は「バイオハザードⅣ」の3Dも気になるところだけど、
「BECK」「悪人」「海猿3」の3本は要注目。
「BECK」は水嶋ヒロの髪型が世間に受け入れられるかどうか、ですね。