【RUNの疑問にズバッと回答!】(9)日焼けがキライ・汗かきたくない | カッコイイおじいを目指すランBAKA院長のトレーニング診療日誌

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ウルトラランナー・トライアスリート院長の加齢と闘うドタバタ奮闘記

【30日間連続・RUNの疑問にズバッと回答!】チャレンジの9日目(6/9)です。

☆質問№9:【日焼けが大キライだし、汗をかきたくありません。どうすればいいですか?】

 

(1)【日焼けしたくない】についてお答えします。

☆お答え:夜走りましょう。または早朝か雨の日が紫外線少ないのでオススメです。

 

でもね、日中走る時は素晴らしいグッズがあるんですよ。

アマゾンで『アームカバー・紫外線・冷感』とか『レッグカバー・UVカット・冷感』で調べてください。

 

最近は安価で種類も豊富ですね。

私は使った事がないので、効果の程はわかりませんが。

 

(2)【汗かきたくない】についてお答えします。

☆お答え:それはムリです。

 

私は、「汗をかかないのは運動じゃない。」と思っています。

『汗』をかく理由は、筋温を下げるため。

筋温が上がる程度の運動でないと、『健康』への変化はないと思います。

 

骨格筋の役割は、関節を動かして移動や作業をする事。

骨格筋は取り込んだ酸素と、脂肪・糖(エネルギー)を燃やして運動します。

そして代謝産物として『水・二酸化炭素・熱』を出します。

 

水は、おしっこ・呼気・汗・便から出し、CO2は呼気・皮膚から出します。

問題は『熱』です。

 

我々の身体はタンパク質でできており、タンパク質は熱にめっぽう弱い。

<熱+生卵→温泉卵→半熟→固ゆで卵→炭化>という具合。

 

当然、タンパク質の塊の筋肉は、放っといたらすぐ変性しちゃいます。

なので『ヒートポンプ』という排熱機構が、身体中に備わっています。

 

運動で筋温が上がると、血液が筋肉の熱をもらい(熱伝導)

皮膚表面から排出するんですが、より効率よく排熱したい。

 

その時使うのが『気化熱』の原理。

体表面の水(汗)が蒸発する時に熱を持って、天に昇って行くのです。

こうして我々の筋肉は守られるのです。神に感謝を、アーメン。

 

さて、それなら「運動して汗をかかなかったらどうなるのか?」

 

過去に当院の患者さんでいたんです。そういう人が…

『ウォーキング中、汗かきたくないから、汗が出そうになると座って休みます。』
休んで身体が冷めると、また歩き出す。

そんな事を、2週間ほど続けていたらどうなったか…

 

『最近、カゼひいた時みたいに、変な感じで怠さが取れないんです。』

最初は原因不明でしたが、「ウォーキングを始めてから。」という事で詳しく聞いたら

「普段着なので、汗かかないように歩きます。」\(◎o◎)/!

 

『うつ熱状態』が慢性化していました。

スポーツウエアを着て、汗かいてもらったら解消しました。

捨てるべき熱が捨てられないと、じわじわとあなたの身体は壊れて行きます。

 

ダラダラに汗かくと、かえって気持ちいいです。

「オオー!やったー。」って。

是非一度、味わってみてください。

 

☆皆さまのランニングの疑問にお答えします。

 こんな事わかんな~い、がありましたら下記の『コメントする』へどうぞ。

 一生懸命お答えいたしま~す。

 

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