ちょっと疲労抜き | カッコイイおじいを目指すランBAKA院長のトレーニング診療日誌

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ウルトラランナー・トライアスリート院長の加齢と闘うドタバタ奮闘記

10月の走行距離は313,8㎞で、300㎞超えは多分4~5年ぶり。

31日で310キロ走るのが四苦八苦なのに、72時間で400キロ走るなど未だに想像できません。

 

10月末、走るのが苦痛になってきたので、11/1口内炎ができた事で一週間休むと決めました。

精神的にも肉体的にも疲れてきているので、ここで一度肩の荷を下ろしてリセットするのが目的。

沖サバ11/22スタートの3週間前に練習量を落とすのは、不安に思う人も居るでしょうが心配無用。

 

   < 11/2 グレッグ・ヘイガーさんのカントリーソングのコンサートへ行きました。 良かった!>

 

2016年9月、私は最も過酷なウルトラマラソンと言われる『スパルタスロン』を走りました。

2016年『スパルタスロン』のスタートが9/30、その25日前とんでもない状況になっていました。

 ※スパルタスロン:ギリシャ・アテネ→スパルタまでの246㎞を36時間で走るウルトラマラソン。

 

 

当時、スパルタスロンに向けてかなりハードに走り込んでいたため高疲労状態だった8月末。

9/1(木)走りに出て200m、左側鼠径部が痛くて走れない、でも歩きなら全く痛くない。

鼠径部を抑えれば走っても痛くないため、だらだら300m進む間の頭の中はパニック状態。

 

4年前の2012年、左側鼠径ヘルニアの手術をしているため、選りによって今再発かと大ショック。

引き返すと決めて、家に戻る500m戻る間に今後の予定を決める覚悟をする。…選択肢は二つ。

  ①、左下腹部を抑えれば走れるので、不発弾を抱えたままアテネをスタートする

  ②、手術して不発弾を除去、問題は手術後の痛みでゴールできるのか?痛みが切り離せるか?

 

 

②の手術に決定、すぐに4年前手術した病院へ行くとCTで鼠径ヘルニアではなく『精索膿腫』と判明。

 ※精索:精管・血管・神経・リンパ管を覆う3層の膜に覆われた、直径1㎝の策状の管。

 

「一番早く手術できる日にお願いします。」と言うと、「9/5(月)なので9/4に入院して。」で決定。

(何を言われるかわからないので、3週間後に246㎞のレースに出る事は秘密。)

局所麻酔で8針縫って手術を終え、ムリを言って9/8(木)に退院、1週間で練習開始と決める。

 

9/5手術の1週間後の9/12、まだ痛みあるため延期して、痛み引いた10日目9/14(水)練習再開。

朝5㎞走ってみると引き攣れるものの行けるで、昼休みにまた5㎞走ると引き攣れがほとんどない。

15日(木):12,0㎞、16(金):8,0㎞、と伸ばして行き、17(土):20,2㎞、18(日):30,0㎞の距離でも問題無し。

 

抜糸は数日ごとに少しづつ行われたため、30キロ走った時は4針残っていた状態でも全く痛みは無し。

最後の抜糸はギリシャへ発つ3、4日前、しかし何をしても痛みは皆無だったので不安なく出発。

246キロのレース中も、腹の手術を思い出す事は無く、帰りの機上でやっと思い出し安心したものです。

 

 

 

今思うと、スパルタスロン走る3週間前に、10日の休養が取れた事はむしろラッキーでした。

という訳で、この時期に練習量を落とす事になんの抵抗もありません。

11/1(金)~8日(金)まで、だらだら疲労を抜きながらトレーニングするつもりです。

 

【先週のトレーニング】

10/28(月):ラ ン・10,1㎞/1時間03分

   29(火):ラ ン・10,0㎞(トレッドミル)/53分

   30(水):ラ ン・12,1㎞/1時間14分

   31(木):①ウエイトトレーニング ②バイク・スピニング60分  【10月走行距離/313,8㎞】

11/01(金):ラ ン・8,0㎞/48分

   02(土):休 み

   03(日):ラ ン・12,1㎞/1時間23分

   04(月):ウエイトトレーニング

 

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