50キロ走でまたまた負けの巻 | カッコイイおじいを目指すランBAKA院長のトレーニング診療日誌

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ウルトラランナー・トライアスリート院長の加齢と闘うドタバタ奮闘記

6/23(日)は、天気予報が雨のためバイク練習(自転車)を諦め、50キロランのリベンジに挑戦。

 

とにかく私は、ロード練習の50キロ走が大キライ。

前回がいつだったか思い出せないくらい前です。

 

その上、走ればボロボロの状態で終わるか、くじけて距離を短縮してしまうメンタルの弱さ。

嫌で嫌でサボったため、5月の『川の道・信濃川ステージ/254㎞』は40時間超という情けない結果。

 

一番の嫌いな理由は、とにかく精神的に辛い!

250キロ超の本番レースだと、長く走っていると、嫌になる・飽きてくる・眠くなる。

 

そうなると歩きが増えて、コンビニで買い食い、すぐ眠ってどんどん時間をロスして行く…

その予防の50キロ走練習なのに、くじけてしまって練習にならない。

 

 

という訳で今回こそ「絶対50キロ走ってもへこたれない強いメンタルを作る!」と決心。

 

前日の22日(土)は、ローラー台の室内バイク練習を90分。

回し始めてすぐに脚が重い事に気付くも、なんとか90分を平均時速30,8キロにして終了。

 

あえて脚を重い状態にして、翌日にバイク練習か50キロ走を行う予定でした。

そして日曜日、天気予報を確認してバイク練習を諦め、50キロ走に変えていざスタート。

 

コースは<自宅→大宮公園→埼玉スタジアム2002(17,5㎞地点)→土呂中学校・往復(約37㎞地点)

                            →大宮公園・大回り→さいたま新都心→自宅(約50キロ)>

 

 

朝9時、すでに脚が重いが「この重さを乗り越えて50キロ走りきるんだ。」と覚悟してスタート。

 

埼玉スタジアム(17,5キロ)までは順調。

しかし毎回スタジアムの後に心が崩れるため先手を打ち、携行しているパンを食べて血糖値を上げる。

 

なのに20キロ過ぎ、脚が重くスピードダウンが始まり「早くやめたい!」が頭の中をグ~ルグル。

食べたばかりなのにダメで、仕方なくコンビニで甘いパンとジュースを摂って更に血糖値を上げる。

 

しかし一旦始まると脳は「疲れた、やめろ。ツライ、やめろ。」の波状攻撃で、7分15秒/㎞までダウン。

よ~く心澄ますと、肉体的疲労ではなく「脳が飽きてしまっている」事に気が付きます。

もし走る理由が見つかれば復活できるのに、その理由が作れない。

 

土呂中学校・往復/約37キロ地点で、私の心は50キロ走をギブアップ、5時間走に切り替えます。

<大宮公園・大回り→さいたま新都心>をやめると決めると、脳は大喜びで気持ちが落ち着きます。

 

それでも、せめて2週間前の<グリーンライン42キロ練習>よりは、距離を伸ばそうと意地を張る。

大宮・氷川神社をお参りしたり、氷川参道を走ったりで、ギリギリ43㎞を越えて終了。

 

なんとか脳の「ツライ、やめたい!」に負けず、辛うじて歩かず走り通した5時間05分でした。

 

 

いったい何故なのか…

<浦和レッズの30キロ・ビルドアップコース>では、補給もなくガンガン攻めて30キロを3時間切れる…

しかし<埼玉スタジアム50キロコース>だと、こんなに血糖値を上げてもリタイアしてしまう。

 

2016年7月の練習で、『スパルタスロン』(246㎞/36時間・ギリシャ)のため、初めて50キロを走った時

今日と同じ<埼玉スタジアム50キロコース>を、ろくに補給もせず5時間05分で走りきったのに。

 

その後どんどん走力が落ちて行き、いつの間にか脳の中で「50キロ走はツライ」という悪いイメージが

出来上がってしまったようです。

 

現在、イメージを変えるため新50キロコースを作るか、乗り越えるまでチャレンジし続けるか思案中。

目的は、50キロ走を苦手にしないため。

 

               ~~~~~~~~~~~~~~~~~

  【 ランニング ちょびっとアドバイス ~その2~ 】  <ウォーターローディング>

 

いよいよ今週末6/30は、『サロマ湖100㎞ウルトラマラソン』です。

チャレンジャーの皆さんに、直前アドバイス。

 

最近のサロマは、暑さとどう戦うかが完走条件の一つのようです。

長時間の運動で大量に汗をかいた後に水を飲んでも、とても吸収が間に合いません。

脱水のため大幅スピードダウンするか、最悪命に関わる大事になります。

 

発汗は始め、皮膚表面近くの細胞の水が使われて筋温を下げるそうです。

          ↓

干からびた細胞は血液から水分を取り込むため、今度は血液がドロドロになります。

          ↓

ドロドロの血液は流れが悪いので、周辺の細胞から水を取り込みます。

          ↓

すると、周辺細胞が干からびるので、細胞と細胞の間のすき間の細胞間質から水分を取り込む。

 

その時、細胞間質に水が十分に無いと、上記サイクルが滞って結果的に脱水状態→リタイア!

 

そこで、『ウォーターローディング/水を溜め込む』がオススメ。

レース1~2日前から、チョコチョコこまめに水を飲み続けます。

飲みたくなくても、飲み続けます。

 

おしっこの回数が増え、色が透明に近くなれば、細胞間質に十分水分を溜め込んだ証拠。

本番では、のどが渇く前に水分補給を。

 

問題は、アルコールとカフェイン。

この二つの排出には水分が必要で、せっかく摂った水分が出てしまいます。

前夜の完走前祝いの、深酒はご注意ください。

 

 

【先週のトレーニング】

06/17(月):ウエイトトレーニング

   18(火):休 み

   19(水):ラ ン:10,1キロ/1時間01分56秒

   20(木):①スイム:2,0キロ ②バイク:スピニング60分

   21(金):休 み

   22(土):バイク:ローラー台90分

   23(日):ラ ン:43,0キロ/5時間05分39秒

   

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