1/27(日)、『勝田全国マラソン(フル)』を四苦八苦しながらも、なんとか完走しました。
タイムは3時間18分46秒で、前回ブログでの宣言①「目標タイム3時間18分台」はギリギリでクリア。
②「59歳ランキング100位以内」宣言の成否は、『ランナーズ誌・7月号』(だったかな)で判明します。
59歳なら、このタイムで100位以内にギリギリ入れそうな気がします。(捕らぬ狸の皮算用)
③「勝田マラソンまでに200キロ走る」は、走行距離185,5㎞で15㎞足りませんでした。
私は32年間、レース(日曜日)前の 金・土曜日の二日間はまったく走らず疲労を取ってきました。
今回も、直前まで距離を踏んでいたので、ムリに15キロの帳尻を合わせるより疲労抜きを選びました。
④「レース前日の1/26までに体重を55㎏台にする。」は、57,3㎏とまったくお話しにならず。
という訳で、レースはホントに辛かった…
毎回ツライのですが、今回は特にツライ部類に入ります。
ナゼか…?
理由を考えると、『序盤からの弱気』が主な原因だと思います。
先ず、行きの電車内で眠く、これは身体を動かす闘うホルモン『アドレナリン』が出ていない証拠。
すると、スタート待ちで並んでいる時も、本来の「適度な緊張感」が無く妙にリラックスし過ぎている。
アドレナリンが足りないため、スタートして5キロ迄の序盤ですでに脚が重くなる。
すると「今日はダメかも。」とネガティブ思考が湧いてきて弱気になる。
「攻める気持ち」の時はそんな事は考えません。
さすがに長年の経験があるので、『ポジティブな事』を考えたり、頭の中で復活の条件を探します。
20キロ過ぎまで「今日はダメかも。」が、頭の中でグルグル回っているも、タイムを見ると悪くない。
5キロラップ/0~5㎞ =22分43秒 5~10㎞=22分30秒
10~15㎞=22分54秒 15~20㎞=23分13秒
「全然ダメじゃないじゃん! 今日は行けるかも!」
と気付くとアドレナリンが出始め、身体が動き出し、脚が重くなっても「まだ行ける。」とポジティブ思考に。
ところで最近の練習時の課題
① 骨盤を立てて、腰を上に引き上げて腰高フォーム
② 地球にインパクトを与えない着地 (トレイルランナー・キリアン・ジョルネの言葉)
③ 速いピッチ
①②の二つを同時に行うと、スッと身体が軽くなって負担を感じないままスピードが上がります。
しかし少し経つと、いつの間にか崩れて腰が落ちてスピードダウンしている。
「速度を上げよう」とか「前に追いつこう」と考えると、何処かに無理な力が入るためか速度ダウンする。
①②を行いつつ③速いピッチは、私にとってかなり難しい動きです。
特に、②「インパクトの無い着地」はなかなかイメージできず諦めていたのが、「ランナーズ誌」の
裸足ランナーのイメージで走ってみたら少し掴めた気がしたので、身に着けるよう練習をしています。
今回実戦で使ってみると、何度か前のランナーに追い付く事ができたのでこれは効きます。
コツは、30mほど前の狙ったランナーの真後ろにコースを取り、そのゼッケンだけに集中する。
「速く走る・追いつこう」などと考えず、ゼッケンだけを見つめて①②を感じ取るために集中する事。
しかし長時間の集中は難しく、どこかに力が入るとスピードダウンするので、常にチェックします。
すると、感覚は何も変わらないのに少しづつ近づいて行く。 不思議。
おそらく、使えなかった大きな筋群が動き出すため、と思われます。
【昨年のトルデジアンのラン友・服部さんと再会】
35キロ過ぎ、40代後半~50代前半と思しき体毛の濃い小太りランナーに抜かれる。
残り7キロ、このまま落ちて行く訳には行かないので小太りランナーに喰らい付く。
1キロ程付く間、ジャマそうにこちらをチラチラ見る。
しかしオーバースピードだったため、私は次第に離されて30m程の距離が開いて諦めかけた時…
『あと2キロ』の表示。
突然、やる気が沸き起こり脚が回りだす。 「ヨシ、抜いてやる!」
ゴールまで残り700m程で小太りランナーを抜く。
ここで気を抜けば抜き返されるため、更に前のランナーに照準を合わせて追いかける。
6~7人のランナーを抜いて、ゴールまで100mの直線に入り、あと40m…
左側視界に小太りランナーが入る。
「!!!」
フルスロットルでダッシュするも、1m程先行される。
コチラのダッシュに気付くと、相手もさらにダッシュ。
「行かせるか!」
残り7~8mで抜き返し、おそらく1m程差をつけてゴールゲートを通過。
最後の力を振り絞って、倒れ込みたい所を、そんな姿は見せられないとグッと堪えて歩く。
疲れちゃったけど、こんな駆け引きがあるからやめられない。
35~40㎞の5キロラップ : 24分56秒 / 1キロ:4分59秒
40~ゴールまで2,2㎞のラップ: 9分07秒 / 1キロ:4分09秒 (サブスリーで4分15秒/㎞)
最後の2,195キロで10分を切ったのは遥か昔の事。
まだこんな風に走れるんだと思うとチョット感動。
小太りランナーさん、ありがとうございました。
【先週のトレーニング】
01/21(月):休 み
22(火):ウエイトトレーニング
23(水):ラ ン:10,0㎞/58分
24(木):ラ ン:10,1㎞/59分 24日時点合計185,5キロ
25(金):休 み
26(土):休 み
27(月):『勝田マラソン』 3時間18分46秒
〖腰痛・膝痛 さいたま市北区,ふく山接骨院,福山眞弘〗