来月12/9(日)は『さいたま国際マラソン』(フル)を走ります。
春から、9月の『トルデジアン(339km/142時間)』までは、ゆっくりの長距離・長時間トレーニングが中心。
トルデジアンを走った7日間の疲労が抜けるまで、約2カ月掛かるだろうと考えてゆっくり休養。
そして、ほぼ2カ月後の11/11『神流のトレイルレース(50㎞)』に、走友イトーさんと参加。
これで今年のトレイルは全部終了、これからの冬の間はロード中心になります。
さて、ロードでもトレイルでも、私が考える速くなる条件とは…
『どれだけキツイ距離・強度の練習をこなしたか。』
脳にとって『レース中の筋肉への高負荷・低血糖・低酸素状態』は緊急事態。
即時、ランニング禁止令としての『痛み・苦しさ』を発動して、やめさせよう・速度ダウンさせようとします。
なので、レースでの失速を避けるためには、レースと同じ苦しさを普段から経験しておくべきと考えます。
レースのキツさを、「これは毎回感じている程度だから、苦痛を作る必要はない。」と脳に思わせるため
ハードなトレーニングが必要だと思います。
でもこれが大変、弱い自分との戦いです。
・10/20(土):20キロ・ペース走/1時間55分 (平均5:45/㎞で走り切れて安心。)
・10/27(土):20キロ・ビルドアップ/1時間56分 (ビルドアップなのにペース走より遅い。ちょいキツ)
・11/3(土) :鎌北湖周辺トレイル17,0キロ/4時間10分 (トレイル感覚を取り戻すためのんびり。)
・11/11(日):『神流ラン&ウォーク(50㎞)』完走/9時間37分46秒 (長時間そこそこの強度。)
・11/17(土):30キロ・ビルドアップ/2時間52分 (フルのためのメイン練習。3時間切れて安心する。)
疲労がほぼ無くなってきた10月後半から、少しづつ距離・強度(速度)を上げるトレーニングを始めました。
私のメイン練習である30キロ・ビルドアップで、11/17に3時間を切れたのでかなり安心できました。
※30キロビルドアップ : 私のビルドアップは以下のような感じ。
スロージョグ → 速いジョグ(ずっと気持ちよく走り続けられる速い速度) →
フルマラソンの速度 → ハーフマラソンの速度 →全力で1キロ → ダウンのスロージョグ
通常、距離と強度を同時に上げるのは、故障する可能性が高いためお勧めしません。
『サブ3,5(3:30)』を狙うレベル以上のランナーが対象と考えてください。
これは最近、10キロジョグ練習の中に『1キロインターバル』2本を入れ始めた効果だと思いますが
アドレナリンが出ていない時のスピードトレーニングが一番キツイ。
もし「トルデジアンのため最大効果の練習は?」と問われたら、間違いなく「高強度ステッパー60分」!
ジムで必死な形相で汗ダラダラたらしながら、ハーハ―言う私はかなり変に見えたはず。
しかしトルデジアン中、平地の高速歩き、坂での高速登坂で何度その恩恵を感じたことか。
それと、週1のウエイトトレーニングは、いざという時の筋力の維持に欠かせません。
できれば週2回が理想ですが、週1でも緊急時のスピードアップの筋力が維持できています。
私は、ウエイト後の身体の気怠さが心地良くて好きですが、ウエイト嫌いのランナーは大変ですね。
という訳で、いずれにしても『速くなるにはやりたくない練習をやる!』です。
さいたま国際マラソンまで約3週間、11/25(日)までハード、そこからは落として行きます。
野口みずきさんの有名な言葉、『走った距離は裏切らない』には隠れた単語があると思っています。
『 <キツイ練習を>走った距離は裏切らない 』
〖先週のトレーニング〗
11/12(月):休 み
13(火):休 み
14(水):ラ ン:10,1㎞/57分
15(木):バイク:60分(スピニング)
16(金):ウエイトトレーニング
17(土):ラ ン:30,2㎞/2時間52分[ビルドアップ]
18(日):休 み
〖腰痛・膝痛 さいたま市北区,ふく山接骨院,福山眞弘〗