トルデジアン対策・塔ノ岳トレラン | カッコイイおじいを目指すランBAKA院長のトレーニング診療日誌

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ウルトラランナー・トライアスリート院長の加齢と闘うドタバタ奮闘記

トルデジアンの練習で、塔ノ岳から大山を登りました。

ヨーロッパの山岳コースは、ずーっと登り・ずーっと下りが多いので、それに近い塔ノ岳を選びました。

 

 

天気は曇り、小田急線・渋沢駅を出て見上げた山は,低い雲に覆われて山中は霧の予想。

駅から大倉山登山口まで軽い登りのロード約4㎞を、バスで行かずランニング。

大倉山登山口から山へ入ると、昨日の雨で路面は濡れて所々水たまり、ズルズル滑る要注意コース。

その割にハイカーは結構たくさん居て、滑る山道をゆっくり歩を進めます。

 

山中は湿度が高く、いいペースで花立山荘に着いた顔は汗だく、山荘は雲の上なので晴れています。

ここまで9,5キロを2時間09分は、けっこう速いペース。 ここから次第にペースが落ち始めます。

 

 

丹沢山系は血を吸うヤマビルが有名で、数年前大山を走っている時喰いつかれた事があります。

あの時も6月、前日の雨で濡れた落ち葉のコースを4人で走って、『東海大学前駅』近くの銭湯に到着。

入り口に座って泥だらけのシューズを脱ぐと、インソールに付いている真っ赤な血が2滴。

 「あれ?どこか切ったかな」

傷を見ようと靴下を脱ぐと、何か飛んでウニョウニョ動いてる…   「??…ヒル?」

 

外くるぶし(外果)の前部から出血しており、シューズに入り込んで靴下の上から喰いついていた様子。

腹いっぱい血を吸って親指大に膨らんでいる。 

悔しいので、またシューズを履いて踏みつぶす「こいつ!こいつ!」

しかし、ゴムを踏んでいるようで全然潰れないので、あきらめて風呂へ向かう。

 

出てくると姿が見えないので、誰か他のお客さんの足に喰いついて行ったんでしょうか。 (@_@)

その後ひと月ほど、かゆみが続いてマイリました。

それからは、トレランする時必ずゲイター(足首からシューズまで覆うカバー)を付けるようになりました。

 

ちなみに、2015年『白山ジオトレイル』(石川県白山の周囲250キロを7日間で走るステージレース)の時、

腹をマダニに喰いつかれたまま一週間過ごした、自分でもマヌケだなーと思う経験があります。

幸い、重傷熱性血小板減少症の菌やリケッチア持ってなかったようで、今も元気で走れます。

トレラン中、マダニとヒルに喰いつかれた人間はそんなに多くないのではないかと思います。

 

スタート時大倉山登山口の山の家で、脚・シューズ・腕にヒルが嫌う塩を擦り付けてスタートしたのですが

樹上から腕や首に水滴が落ちてくると、ヒルじゃないかとドキドキします。

 

 

地図上では、塔ノ岳まで登り一辺倒に見えるも日本の山は登り下りを繰り返すので、やはりヨーロッパの文字通りの「ずーっと登る山」とは違います。

また塔ノ岳周辺のコースは、きれいな木道が充実して歩きやすい反面練習の負荷が低いようです。

 

さて、塔ノ岳までは同じ方向へ進むハイカーが多いのに、そこからヤビツ峠に向かうコースに入ると

途端にハイカーが減ります。

コースも狭くなり、すれ違いで待つ場面が増え、こちらが登っていると対面のハイカーが譲ってくれます。

ありがたいのですが、本当は立ち止まって休みたいんです。

 

 

ペースが落ちてくると、高い標高での低い気温と湿度の高さで肌寒く感じるようになります。

10人以上のトレイルランナーとすれ違いましたが、ノースリーブが多く寒くないのか心配になります。

きっと、彼らはスピード速いから寒くないんだな。

 

 

『新大日』から『三の塔』を超えてヤビツ峠へ向かうコースは、スリリングな場所がそこそこあります。

下の写真の鎖場を過ぎた後、おばあさんと呼べるハイカー二人を見ましたがチョット心配になります。

建物3~4階ほどの直立した鎖場、ケガせず下りても翌日の筋肉痛が凄まじいだろなー、などと想像。

 

 

ヤビツ峠はロードバイクのライダーが30人ほど、若い女性も多く華やいでました。

売店のご主人に、大山→鶴巻温泉までのコースを聞きスタート、目指すは鶴巻温泉のフロとビール。

 

大山を越え、下社に行かず蓑毛に向かって少し行くと、山中の立て札に『←蓑毛・蓑毛越え→』とある。

疲労も溜まって来たし、「山登り減らして巻き道で行こう」と選んだ『蓑毛』がハズレ。

予定コースは、高取山・弘法山なのに県道に降りてしまいました。

 

もはや引き返す強い心はなく、仕方なくというか、ホッとして走り出すも、この道は『秦野』方面行き。

秦野は鶴巻温泉の隣の駅、頭の中は「秦野に風呂とビールがあるのか?」でいっぱい。

 

 

でも幸い、町に入るとすぐ近くに「富士見の湯」が見つかり、猛ダッシュで向かったのでした。

ロードでの走行距離は約5キロ、これでトレーニングは終了。

ヒルに噛まれなかった楽しいトレランでした。

    全走行距離:28,2㎞ / 走行時間:7時間48分

 

 

〖先週のトレーニング〗

06/11(月):休 み

  12(火):ウエイトトレーニング

  13(水):休 み 

  14(木):バイク:スピニング60分

  15(金):休 み

  16(土):バイク:ローラー台90分/距離:48,2km 平均時速:32,1km/h 瞬間最高速度:59,8㎞/h.

  17(日):ラ ン:『塔ノ岳~大山』28,2㎞・7時間48分

 

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