2016年9月 | カッコイイおじいを目指すランBAKA院長のトレーニング診療日誌

カッコイイおじいを目指すランBAKA院長のトレーニング診療日誌

ウルトラランナー・トライアスリート院長の加齢と闘うドタバタ奮闘記

2016/9/26 (月)

さぁ スパルタスロンへ!

いよいよ明日(9/27)午後『スパルタスロン』参加のためアテネに発ちます。
9/27(火)午後~10/5(水)まで、8日間お休みを頂き、皆様には大変ご迷惑をおかけ致します。
9/27(火)は午前診療いたします。 どうぞご来院ください。

 スパルタスロン:9/30~10/1ギリシャで行われる世界で最も過酷なランニングレースの一つ。
 猛暑・極乾燥の中アテネ~スパルタまで246キロを36時間制限で走ります。

完走した仲間やネットからの情報で、水分とエネルギー補給が生命線と知り作戦を立てました。

画像の説明

エネルギーは最大 < 400㌍×36時間→14400㌍ > を消費する計算。
全て摂取は不可能なので、せめて写真の物は食べるつもりです。
食べるのが面倒になった時は疲労している証拠、その時こそ食べなければなりません。
疲労で考えられなくなるので、いつ何を食べるか予定表で行動します。

画像の説明

レース時の乾燥は、かいた汗がすぐに蒸発するため発汗に気付かないうちに脱水でリタイアする
と言う話しなので、75ヵ所のエイド全てで水を摂り、60~90分毎に『DNS』の『RED』という
スポーツドリンク500㎖づつを飲む予定です。(REDはけっこう美味しいです)
<高疲労状態>で「厳しい関門(制限時間)」に追われますが『折れない心』で完走します。

09/19(月):①ウエイトトレーニング ②ラン・6,0K(28分/トレッドミル)
  20(火):ラン・10,0K(トレッドミル・52分)
  21(水):休み
  22(木):休み
  23(金):ラン・10,0K(トレッドミル・53分)
  24(土):ラン・20,0K(トレッドミル・1時間43分)
  25(日):ウエイト・トレーニング
以上、先週のトレーニングでした。
                   〖腰痛・膝痛 さいたま市北区,ふく山接骨院,福山眞弘〗


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2016/9/19 (月)

ビクビクの練習復活<足底腱膜炎>

9/5の左側下腹部の手術後、9日間休んで9/14より恐る恐るトレーニング再開。
傷口は日常生活ではほとんど痛まず、多少のツッパリ感を感じる程度。
何故か、うつ伏せで寝るとジーンと嫌な痛みを感じていました。

日毎に消える違和感に「明日(9/14)は何となく走れるかな…」という感じで先ず朝ラン5キロ。
術後9日なのに、ツッパリ感と時々わずかの痛みだけ! で昼も5キロ走ると、朝より快適。

画像の説明
   <9/17(土) ランコースの[さいたまアリーナ]で『ビールフェスティバル』>

それなら9/15(木)夜ラン12キロ! でも小股でゆっくり。 オジサンに抜かれます。
9/16(金)は軽く8キロ、ピッチを上げてみます。登りでちょっとツッパリ感あり。

じゃあ、いよいよ9/17(土)は20キロにチャレンジ、どうなっちゃうのか…
難なく完走。 ペースも抑えず痛みどころか違和感も無し。そんなら明日は30キロだ!

と言う訳で、ジムのトレッドミルで30キロ走に挑戦。 10キロ毎に着替えとボトル給水。
時速12キロで開始、28,5kmから時速14キロ、29,0km時速16キロに上げるも200mで断念。
30キロを2時間34分で走破。 身体より精神的にきつかったトレーニングでした。
スパルタスロンに向けて、これは大きな自信になりました。

画像の説明
            <ビール会場は大盛り上がり>

今日9/19(月)はウエイトトレーニングとランニング6キロ。
これをピークに、これから量を下げて行きます。 抜糸は明後日9/21(水)。
そして、いよいよ来週9/27(火)午後アテネに向けて発ちます。(午前診療します!午後は休診)
8日間のお休みをいただき、またまた大変ご迷惑をおかけします。 すみません。

画像の説明
  <同時にアリーナで『雪アナ』アイスショー! 同時に2つできるの知らなかった>


<足底腱膜炎> (私は<足底筋膜>と言う呼び名は正しくないと感じます)
『足底腱膜』は足裏全体に張っている強靭な腱の膜で、着地時の衝撃を吸収します。
各足趾~踵骨付着部へ、足底全体を扇形に張っています。

症状は、おおむね土踏まず(縦アーチ)痛・足底全体の痛み・足底腱膜の踵骨付着部の痛み等。
着地時に痛み、重症になると安静時にもジーンやジンジン痛みます。起床時痛が最後まで残る。
一般的な原因や、治療法は種々あるのでネットで調べてください。

ふく山接骨院では、原因を「足部(くるぶしから下位)全体の各関節のバランス異常」により
足底腱膜が引き延ばされ、足底腱膜自体や踵骨付着部に疼痛が発症する、と考えます。
本当の原因 ① 緩い履き物
      ② 浮指(うきゆび):「① 緩い履き物」の長期間使用が大きく関係する
      ③ 足底・内側(縦アーチ側)からの着地:『内また歩き』に多く<外反母趾>も作る

足趾~足根骨全体のバランスを、細かく調整していくとかなり痛みが引きます。
足とシューズを、ピッタリ一体化させて履く事が大事。
体幹軸を作って『前足部荷重』にすると、足趾が地面を抑えるので「浮指」が改善します。
『縦アーチのサポーター』は大変効果あります。

『自然緩解する』という説もありますが、ランナーの私は待ってられません。
私も、ごくまれに違和感を感じる事がありますが、即座にバランス調整して消します。
もし、長期間あまり改善しない方は、ぜひ一度治療を受けてみてください。
最初から驚かれると思います。

09/12(月):休み
  13(火):休み
  14(水):①朝ラン・5,1K(36分) ②昼ラン・5,25K(38分)
  15(木):ラン・12,0K(1時間25分)
  16(金):ラン・8,0K(48分)
  17(土):ラン・20,2K(2時間14分)
  18(日):ラン・30,0K(2時間34分/トレッドミル)
  19(月):①ウエイトトレーニング ②ラン・6,0K(28分/トレッドミル)
以上、先週のトレーニングでした。
                   〖腰痛・膝痛 さいたま市北区,ふく山接骨院,福山眞弘〗


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2016/9/12 (月)

手術しました<水泳肩の痛み>

先週9/5~7の三日間、急なお休みしてしまい大変ご迷惑をおかけ致しました。
ランニング時に左側股関節の痛みを感じたため、9/1受診した所手術が必要との事。
9/5に、鼠径リンパ節の嚢胞を取る手術を受けました。
まだ痛みありますが、診療・日常生活には支障がありません。
安心してご来院ください。

と言う訳で、先週から8日間トレーニングしていません。
手術受けたら、しばらくはトレーニングできない… じゃあ、トレ貯めしとくか
と言う事で、9/4(土)は、スピニング・ペダルをグルグル回すマシン・ステッパーを2時間。
5日(日)午前中は、ウエイト・トレーニング目いっぱい・スピニング・ステッパーをガンガン。
ヘロヘロ状態で午後入院。
なぜか、痛いのはランニングの時だけ、他は何をしてもノープロブレム。

長期間の疲労が抜けたのはいいものの、一番の追い込み時期にスパルタスロンの練習ができない。
距離の積み重ねも、暑さ対策もできないまま本番。
心は焦るもどうする事もできず、かと言って開き直りもできず悶々と過ごしています。


先週、6歳・女児のスイマーが『右側肩関節・後面の痛み』で来院。
バタフライを始めて間もなく、8月末よりバッタ泳法時に右肩痛が発症し、整形外科を受診。
右側・肩関節のレントゲン検査で原因不明。「休みなさい」の指導と薬が出たとの事。
納得できず、他の整形外科を受診するも同じ検査・同じ指導だったため10日間以上練習せず。

痛みのため、右側肩関節の関節可動域(動く範囲)は減少しているものの
運動器(関節・筋・靭帯)に問題無しと感じ、頚部の調整をした所ほぼ消失。
お母さんに「○○ちゃんは、肩をすぼめ・顎を引く姿勢をとるためストレートネックを作り
その結果、右腕への神経症状が出ています。関節・筋肉等に問題無く水泳OK!」
「痛みが出たら、すぐご来院ください。」
と説明して納得していただきました。 

<肩関節の痛み・四十肩/五十肩>の『本当の原因』は頚部や肘関節にある事がかなりあります。
お気をつけください。

08/29(月):休み
  30(火):ウエイト・トレーニング
  31(水):ラン・6,6K(40分)
09/01(木):ラン・2,3K(14分):左側股関節の痛みで引き返す
  02(金):休み
  03(土):①グルグルペダル・60分 ②バイク・40分(スピニング) ③ステッパー・30分
  04(日):①ウエイトトレーニング ②バイク・40分(スピニング) ③ステッパー・15分

以上、2週間前のトレーニングでした。
先週は、トレーニングなし。
                   〖腰痛・膝痛 さいたま市北区,ふく山接骨院,福山眞弘〗


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2016/9/1 (木)

アラ50女子のUTMBチャレンジ

※UTMB:ウルトラトレイル・ド・モンブラン
欧州アルプス最高峰のモンブラン(4810m)とその山郡の周囲170kmを
制限時間46時間30で分で走破する、「世界最高」といわれるトレイル・ランニング・レースです。
「ツール・ド・モンブラン:TMB」という、モンブランの絶景を楽しみながら、ガイドについて
バスやリフトを使いつつ、7~10日かけて巡るハイキングツアーがあります。
このコースをノンストップで走ってしまおう!と、2003年に始まったのがUTMBです。

<プロフィール>
○ふく山接骨院・事務長 まだ48歳
○家族 : 夫(院長)・子供二人(24歳・21歳)・モルモット
○フルマラソン:3時間48分 / 100Kウルトラ:12時間35分(チャレンジ富士五湖)
○UTMF:2回リタイア(2014・2015とも関門アウト)

UTMB リ タ イ ヤ

う~気持ち悪い・・・
クールマイヨール過ぎてから段々気持ち悪くなってきた。
ゲーゲー吐いてたら、スィーパーに捕まる。
頑張って逃げるも、再びゲーゲー。
だめだ~ 
行く気持ちがあっても体がいうこときかないよ~
スィーパーにラムネみたいなの、口に入れられる。
「? 何これ?」
苦くないけど・・薬?
「う~・・オェ~」
ちょっと、何、口にいれたのよ!
余計気持ち悪くなったじゃない!

とうとうリュックはがされ、ストックとられ、
左腕つかまれ、ボナッティ小屋まで連行される。
途中、
スィーパー:「OK?OK?ウォーター、ウォーター」
水飲めって心配してくれる。
スィーパー:「ボナッティ、リタイヤOK?」
私    :「・・アルヌーバ・・」
アルヌーバが関門なのでそこまで行きたかった。
スィーパー:「ノー。 ナントカカントカ。」
このスピードじゃ間に合わないのはわかってたけど、
リュック奪いかえして、ダッシュする力はなかったわ。
ボナッティ小屋でゼッケンにハサミ入れられ、
UTMB終了。(92km)

関門に引っかかるのは覚悟してたけど、
まさかこーゆー状況になるとはね~
レースで吐いたのは初めて。
食べ物はメチャメチャ気をつけてたし、
水も硬水飲んで練習したし。
緊張? 熱中症? 高山病?
コースがハードだったから?
何が原因かわからない。
胃腸を丈夫にするには、どうしたらいいのかしらね~
ただ、吐いても完走する人はいるのよ。
あの時どうすればよかったのか、今だにわかりませ~ん。

完走出来なかったけど、チャレンジできてよかった。
スタートの興奮、応援のすごさ、セイニュの夜明け、雲海、
モンブランの雄大さ、雪渓の上も通った。
何もかもがすばらしかったな~
でも完走したら、もっと素晴らしいものが手に入ったんだろうな~
しかし、落ち込んでいる暇はありません。
来年は人生最大の大冒険が待っています!
では!(^O^)/