2015年8月 | カッコイイおじいを目指すランBAKA院長のトレーニング診療日誌

カッコイイおじいを目指すランBAKA院長のトレーニング診療日誌

ウルトラランナー・トライアスリート院長の加齢と闘うドタバタ奮闘記

2015/8/31 (月)

『白山ジオトレイル』キバを剥く白山の猛威③

  <8/25(火)・第4ステージ:21,5km/累積標高差2890m・2時間51分>

いよいよ今日からがジオトレの本番『神々の山・白山』の登頂です。
しかし環境省からのお達しで、国立公園内でのレースが禁止されているため
走れる区間は最初の9kmのみ、その後国立公園に入ってからの12,5kmは徒歩のみでランは禁止。
国立公園内はタイム計測をしないルール。

スタート前、スタッフから
「今日の天気は
山の上は風が強いそうで~す。
午後から雨の確立80%で~す。」

画像の説明

私はお約束のコースアウトは2回で、2時間51分で第1CP(チェックポイント)に到着。
ここから先はタイム計測しない登山。のんびり一緒に登るためにカミさんを待ちます。
オロロにたかられつつ15分程待つとカミさん到着、一緒に登り始めます。

画像の説明

最初は風も無く、天気も晴れて上々。
木々の背も次第に低くなってゆき
気分よく歩を進めます。

目指すは『室堂(むろどう)』の山小屋。
白山のメイン・ピークの一つ
『大汝峰(おおなんじみね)』を越え
『御前峰(ごぜんがみね)』の山頂
近くにあります。

始めに強くなってきたのは風。登るにつれて木々の揺れが大きくなります。
次第に、周囲もガスってきて視界が狭くなってきました。
そんな時、這松(はいまつ)の陰で座って、携帯食を食べている児玉さんに会いました。
「これから大汝で寒くなるから、休んで補給してたんだ。さぁ行くか」
我々は山に詳しく、このルートを知っている児玉さんに同行させてもらう事にしました。

間もなく雨が降り始めました。雨量の増えるスピードが速い。
私は、後ろのカミさんに「もう(ゴアテックスのウインドブレーカー・WB)着た方がいいな」
「下も履いた方がいい」と言ってリュックを下ろしてWBを着ている最中に、正に本降り。
児玉さんは「寒くなるからダウンがあれば着た方がいい」カミさんは着ましたが
私は持っていないため、アームウォーマーをします。これだけでもずい分暖かい。
しかしこの時、私は手袋をするのを忘れていました。
指切りグローブで歩いていると、あっという間に手がかじかんで来ます。
進行を止めてリュックを下ろして手袋をするか、1秒でも早く室堂に着くか…手袋を諦めました。

大汝手前、七倉山の途中、風はビュービュー吹き、時折身体が振られてバランスを崩します。
七倉山・山頂の分岐、強風はピークで前傾姿勢のまま一歩が出せない事も。
顔に当たる雨粒は雹のように痛い。その時選手の吉澤さんが戻ってきます。
大声で「風で前に進めないから、しばらく(這松の)木陰で休んでから行きます!」
しかし吉澤さんはハーフパンツのみでWBを履いていない。これは危険です。

我々は、先頭が児玉さん、カミさんを真中に私がシンガリで守るように進みます。
あまりの強風に、止まって岩に手を着いたまま弱まるのを待つ事もしばしば。

ゴーゴー吹く風の中に案内のスタッフが立っています。指差して「室堂はこっちです!」
彼は持ち場を動かず、寒さの中我々選手達を誘導しているのです。
さらに行くと、スタッフの北村さんが「(誘導のため)何度か室堂と七倉山を往復してるんだ!」
北村さんは「大汝は登らず、巻き道で室堂へ行ってください!」右方向を指差します。
正に命がけのサポート! この人達は何て凄い人達なんだ!
        画像の説明

巻き道へ入ると少し風も弱まります。
巻き道を抜けて、氷の張っている千蛇ヶ池を通り、御前峰の岩場を行きます。
さらに風が弱まるも寒い。…とそんな時『室堂センター』の屋根が見えました。

濡れ物を乾燥室に干し、アルファ米の牛飯を食べ、ダウンの寝袋に脚を入れるとホッとします。
後続の選手達が寒そうに到着してくると、みんな拍手で迎えます。

そんな時、スタッフの森安さんが来て「現在、大汝で選手が一人動けないため
こちらからスタッフが1名向かっています!」
しばらくして、再び森安さんが「現在動けない選手に二人のスタッフが付き
さらに1名のスタッフが向かっています。今夜は4人でビバークします!」

「児玉さん、ビバークってどうやるんですか?」
「この風だとツェルトが張れないから、お尻の下に敷いてから、それを頭の上から被って
座って過ごすんだよ。横になると地面に体温を奪われるから、座るんだ」

画像の説明

翌朝、雨は霧雨程度
風もかなり弱まっています。
準備をしていると
ビバークした選手・赤嶺さんが到着。
みんな拍手で迎えます。
これで全員そろいました。

昨夜、低体温症になったスタッフが
2名ほど出ましたが
今朝は元気になったそうです。
この連中本当に凄いヤツラなんだ。
            (つづく)

              〖腰痛・ひざ痛・肩こり さいたま市北区,ふく山接骨院,福山眞弘〗                               


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2015/8/30 (日)

『白山ジオトレイル』完走しました①

『白山ジオトレイル』は8/22(土)~28(金)の7日間、キャンプをしながら250キロ走る
アドベンチャー・トレイル・レースです。
毎日スタート/ゴールが設定されるステージレースであり、レース期間中主催者からの提供は
水と夜間就寝用テントのみ。当然風呂はありません。(でも結構フロ入れました)
ウエア・夜間走行用ヘッドライト・予備電池・緊急用シート・居場所を知らせる笛・鏡・寝袋
7日分の食料・他の生活用品等、装備全てを自分で持って走らなければなりません。
レース期間中、他者からの提供・コンビニ・自販機等からの調達は失格。

  <8/21(金)・前日:ブリーフィング>
挨拶・説明の後、早速3人一組で装備チェックです。スタッフの指示で出して見せます。
「…はいヘッドランプ2個、予備電池2個分ありますか?次ゴアの上下出してください。…」
命に関わるので結構シビアでした。
そして『熊撃退用スプレー』が手渡されます。熊に遭遇したら15m程離れて噴射するそうです。
ん~、多分固まって動けずムリだと思います。
くれぐれも試しに使わないようキツク言われました。三日間目が開けられなくなるそうです。

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そして「最後の晩餐」(遅い昼食)が振舞われました。アルコールはなし(T_T)
まともな食事は八日後。これからしばらくはアルファ米がメインです。

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選手達はまだ打ち解けずギクシャク。
明日からの試練に対して緊張している様子。

私はカミさんと二人での参加ですが
どうにも落ち着かず、何を食べたか
よく覚えていません。

そしてこの後はフツーの民宿へ。
本当の『最後の晩餐』を頂きました。
それから翌日の準備を入念に行いました。

  <8/22(土)・第1ステージ:26,5km/累積標高1860m:4時間33分>
当日朝から雨。台風が前線を刺激しているためだそうで、最悪のスタート。
反面、宿でバッチリ雨対策ができ、その経験はその後の雨天時に大いに役立ちました。

スタートは『白山比め神社』駐車場。
白山を御祭りしている神社なので、スタート前に皆で参拝、ご祈祷を受けてからスタートです。
スタートして驚いた事は「え?みんな走るの?こんなに重いリュック背負ってるのに…」
私のリュックは、熊スプレーのお陰でおそらく15kg近くあったと思います。
仕方なく走ると結構走れるので、登り坂までそのまま行きました。

リュックの重量でバランス取りづらく、確実に脚のダメージも倍増。後半どうなるのか…
中盤、雨でズルズルの下りの急坂、脚を滑らせて尻もち。身体ではなくリュックが尻もち。
反動で、リュックの脇ポケットに入れていたサンダルが崖下へ!

画像の説明
  (命より大事な100均のサンダル)

崖下を覗くと3m下の木の根に乗っている。
「グチャグチャ泥シューズでキャンプ?
サンダル無しでの一週間は考えられない。
でも取りに行けば
自分がサンダルより下に落ちちゃう…
ど、どうしよう?」

迷っていると、後ろのイノウエマミさんが
「取れるんじゃないですか」
…と、言われりゃ行くのが男。

意を決して行こうとすると「リュック下ろした方がいいですよ」
(はい、仰っしゃるとうり) 垂れ下がった木の枝を伝って下り、口にくわえて無事生還。

一日雨の中、距離は短いながらもかなりハードなコース。
初日からコースに翻弄されて、地図もよく見ないままヘロヘロでゴール。
しかし、地図を見ない習慣がこの後、大きくヒビク事になるとは…

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  (キャンプの風景はこんな感じ)

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(川口さん ご主人選手・奥様ボランティア)

私のテントは、カワグチさん・シュウジさんとの3人。
しかし、シュウジさんは凄い荷物のため、天気が良いと外で寝る事が多かった。
キャンプ地の『バードハミング鳥越』では、ゴール後に先ず洗濯。
その後にすぐそばの温泉に入れました。ありがたかった!
                              (つづく)
              〖腰痛・ひざ痛・肩こり さいたま市北区,ふく山接骨院,福山眞弘〗

『白山ジオトレイル』いよいよ本番開始②

 
  <8/23(日)・第2ステージ:33,5km/累積標高差2070m:6時間59分>
涼しい曇り空で7:00スタート。 私はいきなり○んこのために3分遅れでスタートラインへ。
みんな200m先をトコトコ走っており、トップグループはもう見えません。
後半グループを次々パスして、次第に前へ。いい位置のアマタツさんと話しをしながら走ります。
アマタツさんは、仕事で使うパソコン(2kg)を背負っており、これが最後まで彼を苦しめました。

画像の説明
  (朝のスタート前風景)

この日は長い舗装路の林道が続き、
精神的にタフです。
終盤は、ある選手とずっと話しながら
山を下りて来ました。

彼は、このレースで上位を狙っていたが
軽量化のため、補給食がミックスナッツ
中心であり、もう食べられないため
今日でリタイアをするとの事でした。

やはり日本人は米を食べないとダメですね。

彼は宣言どうり、二日でやめて帰ってしまいました。 まさにナッツ・リターン(~_~)

雨で濡れたシューズと靴下は、夜間干しても
乾かないため仕方なく濡れたまま履きます。

マメ防止用の「ボウルダー」を塗りこむも
指・カカトに水疱ができます。
右足の母指のツメも黒ずんできている。
自分で、水を抜く処置をします。

この日は、フロまで3kmあるので
建物裏の水道で、誰もいない時間に
全裸になって石鹸で洗いました。

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  <8/24(月)・第3ステージ:34,0km/累積標高差2260m:5時間53分>
当初私は、ジオトレをレースとは考えずに『旅』と捉えていました。
なので前日の終盤も、歩きながらナッツリターン選手の愚痴に付き合っていました。
しかし二日間の結果を見ると、私は10位辺りにいるらしい。
すると少し欲が出てきます。「そうなの?じゃあ、ちゃんと走れば一桁に入れるかも…」
これが良くなかった。私はコースを知らない事がしばしば。
過去のレースはいつも人任せ。「前の選手に着いてきゃいいんだよ。必ず前に誰かいるから」

この日のスタート時、トップグループ6人に着いて7番目。
しかし山へ入る前、ロードの登りで離されて一人ぼっち。
この地域は刺す虫が多くオロロと呼ばれる大型のアブ。ごく小さいが刺されるとスゴク痒い虫。
山へ入ると、コイツらがブンブンいいながらたかって来ます。

虫と格闘しながら走り、地図も見ないとコースのマーカーを見落とします。
突き当たりで道が無くなって初めてミスコースに気付き、戻るとナゼこれを見落とすのか
というマーカーがあり、後半グループにいるはずのカミさんとアマタツさんを抜きます。

またしばらく行くと突き当たりで道が無い。マーカーも見当たらず「またやっちゃった!」
戻るとでっかいマーカーがヒラヒラ。再びカミさんとアマタツさんを抜きます。
2度目はカミさんに「あたしに着いてきなさい!」と言われてしまいました(T_T)。
その後は事無きを得てゴール。

今日は『3日間コース』の選手達の最終日
であり、表彰式とパーティーがあります。

ここはすぐ目の前に温泉があるため
皆サッパリして表彰式/パーティーに出席。

…がしかし、メニューが違う。
7日間選手のバイキングのテーブルと
3日間選手のバイキングのテーブルの
料理が違う。
「しし肉シチュー」も寿司もなく
3日間選手はなんとビールが振舞われます。

画像の説明

しかし7日間選手達は誰一人文句を言いません。みんな考えている事は同じ。
(7日間を完走して最高のビールを飲んでやる!)

みんなで『3日間コース』のバスを、「サライ」を流しながら見送り
それから各々、持参した食事を摂りました。荷物を軽くするために。
さぁ、明日からが『白山ジオトレイル』の本番です。

しかしこの時、誰も明日地獄を味わう事を予想していませんでした…
                           (つづく)


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2015/8/20 (木)

『白山ジオトレイル』に行ってきます

明日(8/21・金)朝、北陸新幹線で金沢に向かい、現地で一泊します。
スタートは明後日(8/22・土)7:30です。

22日から一週間は、TVも新聞も見られないでしょう。
レースの内容は8/29(土)の「院長のトレ日誌」でご報告いたします。

長期間のお休みで、患者様方には大変ご迷惑おかけいたします。
どうかご容赦ください。
              〖腰痛・ひざ痛・肩こり さいたま市北区,ふく山接骨院,福山眞弘〗


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2015/8/16 (日)

『白山ジオトレイル』まで後6日

100マイル(160キロ)どころでか、7日間で13kg強を背負って250キロ走るレース。
8/22(土)スタートです。苦手意識があるため、かなりプレッシャーを感じています。
私が最も苦手とする事はONとOFFがある事。
「ウルトラトレイル・マウント富士(UTMF)」「ウルトラトレイル・ド・モンブラン(UTMB)」は
ず~っと走ってればいいんですが…

ステージ・レースなため「毎朝スタート/夕方ゴール」して、洗濯・夕食・日常生活があります。
緊張感が一度途切れて、翌朝また緊張感を作らなければなりません、これは苦手です。
私は一つのレースに集中する性格なので、一度緊張が途切れると充電しなければなりません。
過去のレースは、全力で走って終われば完全にダラけて数日間OFF、しかしジオトレは違ます。
私の弱い心を、毎朝奮い立たせなければなりません…、ガンバリます!

画像の説明

さて、ジオトレの装備が決まりました。
左図がリュックに入れる全装備です。

左上の白いかたまりは就寝時寝袋の下に敷く
銀マットで、右下茶色はドライサラミです。
ゴアテックス・ウインドブレーカー(上下)・鏡
熊鈴・笛・点滅赤ライト・緊急用アルミシート
虫除スプレー・かゆみ止め・胃腸薬・痛み止め
絆創膏・マメ用針・ポイズンリムーバー
テーピングテープ・肩用パッド・タオル2枚
サンダル・石鹸・耳栓・洗濯ヒモ・洗濯バサミ

予備ウェア兼用就寝用半袖シャツ・長袖シャツ・長タイツ・ファイントラック製ノースリーブ
手袋・薄手ウインドブレーカー・使捨てパンツ・ライト2個・予備電池4パック・携帯トイレ
コンパス・ボールペン・老眼鏡・サングラス(黄色レンズ)・リュックカバー・財布(お金/カード)
飲料用ビニールカップ・粉入れ用漏斗、等。

画像の説明

画像の説明

上の写真は食料と予備衣料/生活用品を分けた写真です。
食料は、アルファ米(牛丼・ドライカレー・カルボナーラ)21個・朝用プロテイン(ベーシックス入)
夜用プロテイン(レイトライト入)・マルトデキストリン(アクティバイズ/DNSのR.E.D入)
アミノバイタル(レース中毎日2個)・梅干し純(毎日2~3個)・ショッツ(眠気用カフェイン入)
ドライサラミ(毎日1本)・味噌汁/野菜スープ・柿の種・フルグラ/マーブルチョコ(100g)、等。
 ※『フィットライン』と『DNS』のサプリメント。
  ・ベーシックス:野菜ベースの基本的な栄養素(朝)
  ・アクティバイズ:エネルギー燃焼の補助(レース中)
  ・レイトライト:疲労除去用ミネラル(夜)
  ・『DNS』の「R.E.D」:水分とエネルギーを同時に摂れる(オレンジ味でおいしい)

上記で合計約19000カロリー。一日およそ2800カロリーになります。
参加条件は最低1日2000カロリー/合計14000カロリーの携行が必須なのですが
予想消費量は1日4000~6000カロリーになるため全く足りません。
装備重量から全部を持つ事は無理なため、私が動ける最低は2800カロリーと計算しました。

気を付けた事は、筋肉の材料(プロテイン)を摂る事。
『糖新生』とは、エネルギー不足の際、体は筋肉を燃やしてエネルギーにします。
まるで、家の壁を壊して燃やしてエネルギーにするようなもので、筋力不足のため
後半動けなくなる恐れがあるため、しっかり蛋白質(プロテイン)を摂るつもりです。

総重量は13,7kg。今週は疲労を抜いていきます。

8/10(月):休み
 11(火):ウエイト・トレーニング
 12(水):休み
 13(木):スイム・2K
 14(金):ラン・10K(1時間02分)
 15(土):スイム・2K
 16(日):バイク・100K(越生梅林)3時間57分
以上、先週のトレーニングでした。
              〖腰痛・ひざ痛・肩こり さいたま市北区,ふく山接骨院,福山眞弘〗


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2015/8/9 (日)

ATCカップ・やっぱり補給が大事

昨日(8/8・土)は『ATCカップ(トライアスロン)』(スイム1,5K・バイク80K・24K)に出ました。
会場である戸田の彩湖道満公園は、前日来の猛暑も一段落してなんとか凌げる暑さ。
少し風もある絶好のレース日和の中、私は5時間39分(腕時計)でゴールしました。

彩湖は東京都民の水がめですが、有害物質は無いもののとにかく汚く、水中視界70~80センチ。
手を伸ばした指先が辛うじて見える程度、がこれまででした。
ところが今年初めて水中視界が2m近くあり、みんなが驚くほどきれいでとても泳ぎやすかった。

画像の説明

波も無く、熱くも寒くもない水温。
私はいつもどうり後方から
ジャマをしないようにスタート。

手を伸ばしてローリングを意識しつつ
マイペースでスイムフィニッシュ(31分)。
200m程走って橋を渡り、バイクラックへ。

バイクスタートして、気をつけた点は補給。
750mlボトルのマルトデキストリンと
「フィットライン」の「アクティバイズ」
を11周・80キロの中で飲み切る事。

さらに過去の経験から
マルトデキストリンだけでは下痢するため
今回は、パワーバー等の固形物も摂る事。
そして「梅干し純」で塩とクエン酸も
しっかり摂取する予定。

バイクパートは、7,3キロを11周回る80キロ、場所を決めて必ずそこで補給すると決めます。
風はあるものの、往復とも気にならず快適に飛ばします。脚を残すため登坂は頑張りません。

脱水が始まると手が浮腫むのですが、今回はランに移っても浮腫みませんでした。
水分補給がうまくいった証拠です。バイク80キロを2時間37分で終えました。

さていよいよガマンのランパート。
ランパートは4,8キロを5周する24キロ、とにかくガマンの24キロです。

一昨年のATCカップはとにかく猛暑で、完走率が36~37%でした。
今年は曇りで、ギラギラの太陽はたまに顔を出す程度。暑くても風も吹いていく分快適。
それでもかなり暑い事は暑いのですが。
2箇所のエイドステーションでは、コーラを流し込み、梅干し食べて頭から水をかぶります。
しかし濡れた体も7~8分で乾いてしまい、次のエイドでまた水を被って筋温を下げる繰り返し。

顔をしかめつつ、それでもなんとか登坂を歩かず5周回、仲間達とハイタッチしてゴール。
ランパートを2時間20分で終え、我慢のATCカップが終わったのでした。

最近のトレーニングは日曜日はハードにこなし、疲労のため多く休むというパターン。
今回も先週の疲労除去のため、レース前5連休という初めての暴挙に出ました。
その間「フィットライン・レストレイト(各種ミネラル)」・「ミドリムシの力(栄養バランス)」
そして「プロテイン(筋肉の材料)」を寝る前に摂取し、木曜日朝はほぼフレッシュな状態でした。
という訳で、今回あらためて「栄養・休養」の大切さを感じました。

8/03(月):休み
 04(火):休み
 05(水):休み
 06(木):休み
 07(金):休み
 08(土):「ATCカップ」(S:1,5K・B:80K・R24K)5時間39分
 09(日):休み
以上、先週のトレーニングでした。
              〖腰痛・ひざ痛・肩こり さいたま市北区,ふく山接骨院,福山眞弘〗


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2015/8/3 (月)

ジオトレ対策④・重量対策か脱水対策か?

8/22(土)~28(金)に行われる『白山ジオトレイル』に出場します。(詳細は前回のトレ日誌を参照)

画像の説明

ジオトレに参加する事に対して
『(有)エムエム・アール』さんからサプリと
治療器『ブレインオン』のサポートを
受ける事になりました。

エムエム・アール社の森鞠恵社長に
「七日間の長期戦のため疲労回復とレース中
のエネルギー補給が目的」と伝えた所
アメリカの『FitLine・フィットライン』から
以下の三種を頂きました。

 ①「ベーシックス」:野菜果物の植物酵素等、V-E・Cの抗酸化作用でベスト状態をキープ。
 ②「アクティバイズ」:V-B群・ナイアシン等による8分後のエネルギー産生。
 ③「レストレイト」:Ca・Mg・Fe・k・亜鉛・セレン・クロム等のミネラルで疲労回復と安眠。

『ブレインオン』は、非可聴域の高周波音を聞く事で、脳の活性化・アルファ波の誘導で精神安定・
睡眠の改善等が期待できます。(認知症・うつ病・不眠症・ストレス等の改善。記憶力向上等)

画像の説明

『フィットライン』は、レース分を
確保した上でトレーニング前後に試用中。

『ブレインオン』は、モニターとして
貸与頂き、仕事の後に聞いています。

さて8/2(日)は、バイク練習と「ジオトレ」フル装備での低山歩行トレーニングを行いました。
越生まで、43,4キロ(1時間39分)バイク(自転車)走行して車に積み込み
その後フル装備の重量を背負って歩く練習です。

四日間かけて「ジオトレ」の装備をリュックに入れて重量を測った所13,7kg!
これに水2Lが入れば15kg超。これではとても一日40キロは歩けません。
泣く泣く食料・その他を減らして11,6kgにしました。水2Lを加えて13,6kg、これなら行けそう。

画像の説明

画像の説明

背負ってみたら重いのなんの。歩き始めたとたんに大汗が噴き出す!
登り始めたら流れる流れる汗、汗、汗。更なる荷物の減量を誓ったのでした。

…ところが、当然からだは水を欲します。
  ・マルトデキストリン+DNSのR.E.D(オレンジ味):500ml×1本
  ・水:750ml×2本              合計2リットル
が瞬く間に減っていく。食欲も無く、手も浮腫み始め、すでに半分脱水状態のようです。

ジオトレはエイドの数が少ないため、水は温存しなければ持ちません。
レース中持てる量は制限される、とすれば前日に体内に貯め込むしかありません。
ジオトレはステージレースのため、毎朝スタート/夕方ゴールし、その後の生活時間に
洗濯・夕食・翌日の準備を行います。
生活時間中にできるだけ水分補給をするためには、水分吸収を早める「DNS・R.E.D」が必要で
さらに、発汗によるミネラル不足を補うため「麦茶パック」も必要か?
あぁ、また荷物が増えちゃう(T_T)。 重量対策をとるか脱水対策をとるか?

7/27(月):休み
 28(火):ウエイト・トレーニング
 29(水):休み
 30(木):①スイム・2K ②バイク・40分(パワーイクリング)
 31(金):スイム・2K
8/01(土):①スイム・1,5K ②バイク・40分(パワーイクリング)
 02(日):①バイク・1時間39分(越生) ②トレイル・ウォーク・10,7キロ(3時間11分)
以上、先週のトレーニングでした。
              〖腰痛・ひざ痛・肩こり さいたま市北区,ふく山接骨院,福山眞弘〗