サハラマラソン/世界一過酷な銀婚旅行 | カッコイイおじいを目指すランBAKA院長のトレーニング診療日誌

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ウルトラランナー・トライアスリート院長の加齢と闘うドタバタ奮闘記

 

    <Marathon des sables  サハラマラソン/世界一過酷な銀婚旅行>

 

サハラ砂漠で行われる『世界で最も過酷なウルトラマラソン』の一つ。
昼間は40℃前後(時に50℃)の暑さと極度の乾燥に晒され、夜は5℃まで下がる寒さ。
さらに、極めて小さい粒子の砂と闘いながら、4/9~4/15・7日間で250キロを走る。

 

レース中の食料・着替え/ウエア・寝袋/食器等、必要な生活用品すべてを

自分で持って走らなければならない。


主催者から提供されるのは<水・塩タブレット>とベルベル人が建てるテントのみ。

<ステージレース>なので毎朝スタート・夕方ゴール。

自分で火をおこし、食事を作ってテントで寝る。
第4~5日目に、約80キロを夜通し走る<オーバーナイトステージ>が最大の難関。

 

結婚25周年を記念して、このレースに夫婦で参加します。

サハラでスピードは不要。
重いリュックを背負って、長く走れる<筋力とスタミナ>が勝負。
しかし、私にとって最大の問題は「砂によるマメ」
粉のように小さい粒子は、すき間から入り込んで足指にマメを作り、激痛との戦いになります。

 

それと<脱水>。 
異常な乾燥は、皮膚表面の汗をすぐ乾かすため発汗に気付かず、給水を怠って『脱水』に陥る。
その後『胃腸障害』となって補給ができず『低血糖』でフラフラ状態でスタッフに捕まる。
<点滴・切開>等の過剰なメディカルサポートを受けると、リタイアになります。

 


         <練習コース:大宮・氷川神社の結婚式>

 

昨年9月の『スパルタスロン』(ギリシャ・アテネ~スパルタ間246キロ:34時間33分完走)でも
<暑さ・乾燥>を経験しましたが、その比ではないようです。

これから、いろんな状況を想定してトレーニングをしなければなりません。

 


           <練習コース:大宮第2公園の陶器市>

 

2/18(土)は、21,2キロを<ビルドアップ>で1時間55分。
2/19(日)は、<大宮公園→さいたま新都心>21,3キロを2時間19分でタラタラ走りました。

 

土曜日の疲れなのか、日曜日の走り出しは軽かったものの、12キロ過ぎたあたりからド~ンと
重くなります。


1/29(日)の『勝田マラソン(フル)』の5日後の、まだ疲労が消えていない2/3(金)~4(土)の
『オーバーナイト・ステージ練習(大手町→箱根湯本)』92キロ/16時間31分の疲労もあるかも。
最近は疲労が抜けず、長距離ランの後は2~3日の連休が必要な昨今です。

 


       <練習コース:さいたまアリーナ・乃木坂46のコンサート>

 

サハラはステージレースなので、毎晩きちんと寝られれば疲労も少なく、翌日スタートできます。

 

しかし    『快適:暖かい・腹いっぱい』=『重い』    という事。

 

『快適』と『重さ』を、どこで折り合いをつけるかが、現在の悩みです。

 

〖先週のトレーニング〗

02/13(月):ウエイト・トレーニング
  14(火):ラ ン:10,0K・1時間00分
  15(水):休み
  16(木):ラ ン:8,1K・46分
  17(金):スイム:2,0K
  18(土):ラ ン:21,2K・1時間55分<ビルドアップ>
  19(日):ラ ン:21,3K・2時間19分

                   〖腰痛・膝痛 さいたま市北区,ふく山接骨院,福山眞弘〗