完璧主義の姿『有愁日記』は「ヴァレリー」の完璧論調の取り掛かり方についての説明から始まっている。 歴史を美しくない真実と言わず、また嘘臭いと言わず、扱うべきでないとわかりやすく説かないのが、私には面白そうな話です。 精神科医は「歴史に取りつかれるのは不定形タイプ」とおっしゃってましたので、患者がそれを「慣性の捉え方の違い」と見られる書物で嬉しく読み進められそうです。 感性ではなく慣性です。 まるで砂時計ではありませんか?定形タイプ。と言ってみようか?