貸した!! | ひよこまめの凸凹リアル育児日記

ひよこまめの凸凹リアル育児日記

ちょーなん  高3♂
じなーん   小5♂(ASD・LD・トゥーレットの発達凸凹)
すえっこ   小2♀
3人の子持ちのアラフィフです。
発達凸凹っことの日々は笑いと涙とイライラの連続。
できるだけグチ少な目で、リアルな日々をつづっていきます。

                     すけ 2歳7カ月



本日は保育園お休みの日。

バスにのって いつもの公園へ。

平日ですから、公園はだーれもいない。

すけ、のびのびと 砂場でトミカ遊びを開始しました。




しばらくすると、5歳の姉ともうすぐ3歳の弟がやってきました。

 (お母さんは、近くのスーパーにいったらしい)



当然のごとく、弟くんは、すけのトミカに突進(笑)!

すけのトミカを2台 とって遊び始めました。



すけ、困った顔で私を見てましたが、ここは無視。

すけの反応を待ちました。



すると、すっごくイヤそうな顔をしてはいましたが、

お友だちに文句をいうことなく、

いっしょに遊び始めました。

といっても、お互い会話はなし。

私がつくった砂の山でそれぞれ遊んでる状態ですけど。

 (お姉ちゃんは、弟くん無視でブランコへ)


おそらくは、いっしょに遊ぼう、とか思ったのではなく、

「返して」が言えなかったのだと思います。

「貸して」といわれたら、「かさんよ」とキレていたでしょうが、

気付いたときには使われていたので「返して」とは言えなかったのでしょう。



が、それでも、いままでのすけからは考えられない様子。


だって、「かえろ!!」が出てこない!!


いや~ 成長がうれしかったです音譜







ただ、この後、

あまりにすけが持っているトミカばかりを

弟くんがかっさらっていき(人のものって触りたくなりますよね~)

すけの手元には、トミカが1台だけ。弟くんの手元には、6台。


私になんとかしてくれって感じで、すけが何度も見てきましたが、

「すけのものだから、どうしても使いたいってものがあったら

 それは使うから返して、っていったら?」と声かけだけして傍観。


でも、すけ、言えず。

ただただ、私とその子を見るのみ。

そして、とうとう、無言で1台取り返し遊び始めました。


すると、弟くん、怒って すけの頭を叩く。


このくらい今後もいろいろあるだろうと 私は様子見。




すると、すけ、私のところへきて、

「頭パシーって、たたいたムカムカ ダメだよね~」と憤慨。



そこで、「たたくのはダメだよね。お友だちに、たたくのはやめて、

っていったらいいよ。もしも3回叩かれたら、やりかえしてよし!」と

伝えました。


が、結局、やりかえせず。伝えられず。


その後、20分ほどの間に、3・4回たたかれ、

そのたびに、私に報告にくるものの、

相手には、なにも言えずでした。


この 自分の嫌なこと・どうしてもしたいことを伝えるっていうのは

社会人になるにあたって必須だと思ってます。

そして、すけの場合、

その伝える能力を身につけるのには、かなり長い時間がかかると

思ってますが、あの我の強さは、いつかできるようになるとも

思ってますので、あせらず見守っていこうと思ってます。






*やりかえす、に関しては批判もあるかと思います。


  が、すけの場合、してもいいよといわない限り絶対に手をださない

  タイプです。されるがまま。たたかれたままで、ストレスだけを

  ためていくタイプ。


  よって、ある程度我慢したら、やりかえせ、

  やりすぎだ、と思ったらお母さんや先生が止めるから 

  安心して(?)ケンカをしてもよし、と伝えてます。


  私は、叩いたり叩かれたりする中で、

  手加減を覚えていく と考えてます。

  そして、小さい頃にそれを覚えてないと、将来、手加減できずに

  重大な事件につながっていくのではないかとも思ってます。

  兄弟いたらいいのですが、あいにくと すけは一人っ子。

  他人でしか学習しようがありません。

  

  また、ケンカだけでなく、

  子ども特有の「いいたいことをいう、したいことをする」という面が、

  すけは弱い子どもです。

  まわりを考えるのか、気になるのか、私のしつけが間違ってたか、

  不明ではありますが、

  他人がいると自分のしたいことが出来ない。

  自己主張がまったくできない。


  よって、ケンカという最たる自己主張を 「やってもいいよ」と

  伝えるようにしてます。

  それで、すこしでも自己主張ができるようになればと思ってます。


  まあ、保育園で いままで 何度も叩かれてますが、

  一度もやり返したことないそうなんですけどね。

  

  あせらず、のんびり 声かけを続けていくことにしてます。