トラウマを作ってしまい後悔 | うちの子、グレー。〜様子見4歳、ワンパク1歳〜

うちの子、グレー。〜様子見4歳、ワンパク1歳〜

4歳のグレーな娘・律(りつ)と1歳の今の所は定型?な息子・樹(いつき)を育ててます。母は支援学校再就職からの育休中です。2日に1回更新ですが、漫画を描く時だけ毎日更新になります⭐︎



4歳のグレーな娘・律と、1歳の息子・樹を育てています。

【律(りつ)】
1歳半健診で引っかかってから親子で迷走中。
保育園の加配有り、発達支援センターへの相談歴有り、受給者証や療育は無しの、グレーオブグレーな娘です。

【樹(いつき)】
2023年10月誕生。今の所は定型発達?


詳しくはこちらをお読みください。




2歳頃までバリバリ多動でお出かけが大変だった律。


外を歩いていても、

こっちに行きたい、あれを触りたい、みんなに挨拶したい、お店に入りたい、手を繋ぐのは嫌。


色んな欲求が次から次に出て落ち着きがなく、止めると癇癪を起こすので、出来る範囲で付き合うのが大変でした。


一時保育から帰る際、お部屋から自転車置き場に行くだけで何十分もかかる事がよくありました。

他のお部屋を探検したり、門を出た所で他の保護者やお友達を観察して遊んだり、とにかく帰るのが大変で途方に暮れていました。


頑張って付き合っても帰りたくないと癇癪を起こす事が多く、暴れる律を抱えて歩いたり自転車に無理やり乗せたりするのが日常茶飯事。


傍目に見ても、「この子大変そうだな。」と思われた瞬間がけっこうあったのではないかと感じています。


そんな律も4歳を過ぎてからはグッと落ち着きを見せてくれるように。


相変わらず手を繋ぐのは苦手でチョロチョロしがちですが、私のそばから離れず行きも帰りもきちんと歩けるようになってきました。


お店の前を通った時に欲しい物を見つけると大変ですが、それ以外は困る事がかなり減ったかなと思っています。



が、1つだけ、明らかに異様な時があります。


それは、電車の駅の改札を怖がる事です。


律は電車の改札をまともに通る事ができません。

「改札怖い。抱っこして!」と、必ず抱っこを要求します。


14キロの律を片手で抱っこして、もう片方の手でICカードをタッチしながら歩くのは中々骨が折れます。

人混みだと特に、誰かにぶつからない様に歩くのは気を使いますね。


しかも、改札が見えた時点で怖がって抱っこを要求するので、けっこうな距離を抱っこで歩く事に。


疲れるし大きな子どもが怖がりながら私に抱きついている姿も異様だし、やめてほしいです。



なぜ駅の改札をそんなに怖がる様になってしまったのか?


それは…


完全に私のせいです真顔



そもそも怖がりで慎重派な律。


エスカレーターどころかエレベーターに乗る時も必ず手を繋ぐし、駅では転落防止ゲートがあってもホームの端を歩く事は怖がるし、横断歩道では途中で赤になっては困るからとダッシュしがち。(逆に危ない。)


そんな律を恐怖のどん底に叩き落としてしまったのが、1年前の改札でのあるヒトコマ。


私はスマホケースにICカードを収納していて、電車に乗る時はスマホをタッチすれば改札を通れるようになっています。


が、ICカードと一緒に入れている磁気遮断カード(スマホが誤作動しないようにスマホとICカードの間に入れるやつ)がボロボロになってきて、きちんと機能しなくなってしまったんですよね。


なので、ICカードを使う時はスマホから取り出す必要があったのですが…

面倒な私は、改札でも取り出さずに何回かタッチして、きちんと反応してくれたタイミングで通るというズボラ極まりない事をしていました。


で、律と一緒にお出かけする際は、先に改札を開けてから律を通す様にしていたのですが。


特に人が多い日だったので、私の前を歩かせてしまったんですね。

で、案の定スマホのタッチが上手くいかず、律の目の前で改札のゲートがバシッと閉まりました。


それが余程怖かった様で…

その時以降、抱っこで無ければ改札を通れなくなってしまいましたネガティブ



今はもちろん、スマホからICカードを出してタッチしています!

新しい磁気カードも買ったのですが、律の信頼が無いのでわざと出して使っています。


…が、かれこれ1年。

まだ普通に改札を通る事はできていません。


励まして普通に通れる事もあるのですが…「やっぱり抱っこが良いー!」と、次の機会になるとまた戻ってしまいます。


私のズボラでトラウマを作ってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。


ちなみに、家族みんなで出かける時は旦那に抱っこしてもらっています。

私の信頼もまだ戻っていない様です凝視



小さな失敗であればどんどん重ねていけば良いと思っていた私でしたが、繊細な娘にはちょっとした事がトラウマ並みの恐怖になってしまうんだと反省した出来事でした。

あまり怖がらせないようにしたいと思います。