3歳のグレーな娘・律と、0歳の息子・樹を育てています。
【律(りつ)】
1歳半健診様子見→2歳の心理士さんとの相談で更に様子見→2歳半の保健師さんからの電話で様子見終了。
その一方で、発達支援センターでの相談や言葉の教室参加、保育園での加配等、支援は増加する一方のグレーオブグレーな娘です。
【樹(いつき)】
2023年10月誕生。今の所は定型発達?
詳しくはこちらをお読みください。
娘の保育園で運動会がありました!
2歳児クラスまでの小規模園なので、最初で最後の運動会です。
保護者が見学する大きな行事は、これとあと卒園式くらいかな?と思います。
なのですごく楽しみ!!
な一方で、集団活動への参加が課題な娘には不安でいっぱい。
それまでの連絡帳では「今日は元気に練習に参加できました!」と書かれている事が多かったので、本番でその姿が見れる事を楽しみにしていました。
当日の朝の娘はワクワクそのもの。
最近は「まだ眠いー。」なんて再び布団にもぐる事も多かったのですが、その日は「ママ、早くしてー!もう行く時間よー!」なんて大張り切り。
出発の20分も前からリビングと玄関を行ったり来たりして急かされました
運動会の日は、いったん娘を保育園に送った後、親は後から会場に行きます。
小規模園で大きな園庭が無いので、運動会の場所は別になります。
子ども達は先生と一緒に歩いて会場まで行くようです。
保育園に送る時も笑顔で手を振ってくれたので良し!と思いつつ近くの大型ショッピングセンターで時間を潰した私。
しばらくして、後から来た旦那と合流して一緒に会場へ。(赤ちゃんは義母にお願いしました。)
既にたくさんのパパママやおじいちゃんおばあちゃんが来ていました。
子ども達は先生と一緒にブルーシートの上に座っていました。
笑っている子、泣いている子、様々です。
娘の姿を探すと…
先生の腕の中で泣いていました
朝はあんなに元気だったのに、やはりいつもと違う環境は不安なようです。
「りっちゃーん!」と声をあげながら手を振ると、ぱっとこちらを見つめた後、また先生の腕の中でうつむく娘。
とても心配でしたが少しずつ慣れてきたようで、運動会が始まる直前にこちらに手を振り返してくれました。
入場行進、はじめの言葉、準備体操、と運動会らしいプログラムが続いていきます。
おそらく加配担当であろう先生が常に手をつないでくれていますが、娘の表情は能面の様に固まって手足も微動だにしません😐
が、他の子ども達も泣いたりママの元へ駆け寄ったり好きな様にウロウロしたり、フリーダムなのでそこまで目立ちません。
さすが0〜2歳の運動会。ちょっとホッとしました。
そして、いよいよ2歳児クラスのダンス&パラバルーン(大きな丸い布をみんなで持って振ったり歩いたりするやつ)!
どうなる事やらと思っていましたが、曲が始まるとパッと笑顔に切り替わった娘。
家でも歌いながらよく踊っていたので、大好きな曲やダンスのようです。
最初は棒立ちが多かったのですが、後半はしっかり体を動かしてダンスしていました
バルーンは特に上手で、1人で持って振っていました🎵
片手で持って歩くのもできていました!反対の手でこちらに手を振る余裕まで!!
みんなと一緒に演技している姿に感動して、思わず涙ぐむ私。
両脇はしっかり先生で固められていましたが
練習中は色々あったんだろうなと思うと、先生方に感謝があふれます。
最後に大きな拍手を受けて、得意げに微笑む娘。
すっかり調子を取り戻したようです。
次はかけっこ!
駆け出すまではバッチリでしたが、そのままコースを逸れて私のもとへ
先生に抱き抱えられてコースに戻っていきました。
なんとかゴールして癇癪を起こす事も無かったので上出来でしょう。
5〜6人の2歳児クラスのお友達が走りましたが、1人でゴールまでまっすぐ走れたのは2〜3人だけでした。
まだまだ難しいのかもしれません。
その他、他のクラスのお友達の演技中は先生にくっついてボーッとしたり笑ったり、とりあえず泣かずに過ごせていた娘。
ずんぐりしたフォルムがたまらない0歳さん、何をしても可愛い1歳さんに癒されました。
なんて素晴らしい運動会。
このまま平和に終わる事を切望していしまたが、最後の競技で盛大にやらかしました。
私が
予兆はありました。
最後の競技、2歳児クラスの親子おんぶリレー。
おんぶをしながら走るという中々ハードな競技なので旦那に任せたいところでしたが、娘は絶賛ママママ期。
「パパとしようね!」という提案を華麗にスルーして私に抱きつき。
ゆっくり走るから大丈夫、と安請け合いした私。
が、私に抱きついて緊張の糸が切れたのか表情が曇っていく娘。
アンカーなので待ち時間があり、娘のテンションがどんどん下がっていくのが分かりました。
次の親子がスタートしたのでおんぶしようとすると、「おんぶヤダ!」と拒否。
近くにいた先生が娘を抱っこして私の背中へ。
無理やりおんぶされて「やだー」と言う娘に「すぐ終わるから!」となだめる私。
この時点で暗雲が立ち込めていますね
なんとか娘が大人しくなったところで、前の親子が帰って来てスタート!
走り出してから気付きました。
まずい。
思ったより重い。
そして、足が上がらない。
働いていた頃は小学生の子どもをおんぶして走ったりグルグル回ったりしていたのに。
産後の体力低下を舐めていました、大ショック。
なるべく速さを抑えて走っていたものの、ついにバランスを崩し転倒。
後ろに転びそうになったのを慌てて前側にこけたので勢いがつき、地面についた瞬間に娘が私の背中から前方に飛びました
すぐに起き上がれず、娘はギャン泣きで集まって来る先生方。場は騒然です。
何とか起き上がり抱っこでゆっくり歩いてゴール。
娘は顔から落ちた様に見えましたが、幸い傷にもならず一安心。
私も特に強く打った場所は無かったので派手にこけた割に無傷でした。
娘は上手に飛んでいた様で、先生から「りっちゃんは大丈夫だと思うんですけど、お母さんは大丈夫ですか?」と心配されました
その後の娘は「怖い」と言いながら私にしがみつきっぱなしで、整理体操も記念品の授与もろくに参加できませんでした。申し訳なさすぎます。
私も気持ちがガクッと落ち込み、運動会が終わってからも引きずりました。
先生方は心配して運動会が終わった後も声をかけてくださりましたが、心配されればされる程惨めでした。
なんだか、運動会のかけっこやリレーでこけて絶望している子の気持ちが少し分かった気がします。
いくら優しい言葉や前向きな言葉をかけてもらっても、その時は「やり直したい。」「帰りたい。」としか思えないんですよね。
ろくに心配もせず「すごいこけかたしたな。」と笑っていた旦那には家できれました
家に帰ってから義母が娘に「運動会どうだった?」と聞くと、娘は「痛かった。」と答えていました。
義母が、「あらあら、かけっこでこけちゃった?」と言ったので「私がこけたんです。」と言うと驚いていました
さらに悲しい事に。
お昼ご飯を食べた後、娘が公園に行きたがったので一緒に近所の公園へ。
少し気分転換になるかなと思った矢先、いつもならどんどん登っていく滑り台を途中まで登って「怖い。」
どうやら、高いところが怖くなってしまったみたいです
そんな訳で。
娘はすごく頑張っていたのですが、私の失敗でトラウマを作ってしまいました。
救いは、運動会後に話しかけてくださった先生が「りっちゃんすごく頑張っていました。最後までみんなと一緒に演技ができてすごかったです!」と褒めてくださった事。
娘は本当によく頑張ったと思います。
子育てイベントやリトミック等の集団活動を嫌がっていた1〜2歳の頃を思うと本当に成長しました!!
だからこそ、最後に私が娘の心を折ってしまった事がショックでした。
まだちょっと引きずっていますが、私の落ち込みも娘のトラウマも少しずつ回復してくれる事を願います。
ちなみに旦那は、「暖かい運動会だった。」という全体的な感想を述べていました。笑