
ひよこ食堂店主、ひよこです。
今回は、ツナじゃがのご紹介。
和食の定番・肉じゃが、お袋の味でもあり特に男子は好きですよね。
ひよこ母の肉じゃがは、決まって合びき肉を使っていました。
大きくなって、牛細切れの肉じゃがを見たときは衝撃的でした…
合びき肉であれば経済的、しかも少量でいいうまみが出ますね。
ツナ缶レシピが続いておりますが、今回は肉に代わってツナ缶で和食の定番をご紹介します。
その名も「ツナじゃが」、ツナ缶のうまみ成分オイルで玉ねぎ・じゃがいもを炒めて作ります。
常備しておけるツナ缶は、便利で料理の幅を広げてくれますよ!
●本日の食材
・玉ねぎ
・じゃがいも
・ツナ缶
・冷凍のグリンピース
調味料
・白ワイン
・砂糖
・醤油
●つくりかた
① 玉ねぎは、くし切りにします
② じゃがいもは、適当な大きさに切ります
③ ツナ缶(オイルごと)・① を炒めます
④ ①が少ししなんりしてきたら、②を入れさっと炒めます
⑤ 白ワインを入れアルコールを飛ばし、ひたひたの水を入れます
⑥ 煮立ってきたらアクを取り、砂糖を入れ②がやわらかくなるまで煮ます
⑦ 最後に冷凍のグリンピース・醤油を入れ、煮汁がなくなるまで煮て完成!
●ひよこのポイント
玉ねぎ・じゃがいもは…
手早く作りたいときは小さめに切り、食べ応えを出したいときはごろっと大きめに切ります。
鍋に、ツナ缶(オイルごと)・玉ねぎを入れ火にかけます。
玉ねぎが透き通って少~ししんなりしてきたら、じゃがいも入れツナ缶のうまみ=オイルを全体になじませるようにさっと炒めます。
そして、白ワインの登場です!
少々多めに入れ、鍋にこびりついたツナ缶のうまみをこすりながら、アルコールを飛ばします。
もちろん酒でも構いませんが、醤油味に白ワインとってもよく合います。
一口食べた瞬間、ふんわりとした白ワインの香りがして、そして甘辛い味が広がる感じ… たまりません。
煮物は水加減が命! 入れ過ぎには注意します。
ひたひたの水=じゃがいもが少し顔を出している状態、これがベストだと思います。
煮立ってきたらアクを取り、砂糖を入れ蓋をして弱火でじゃがいもがやわらかくなるまで煮ます。
砂糖の加減はお好みですが、定番のこってり味は少し多めに入れるとおいしいです。
完全にじゃがいもが煮えたら、彩りよく冷凍のグリンピース入れ醤油を回し入れ、全体に醤油が行き渡るよう鍋を軽くゆすります。
ここでかき混ぜると、じゃがいもが崩れますよ。
優しく鍋をゆらして、味の加減を確認し調節します。
そして火を強め中火で、煮汁がほぼなくなるまで煮て完成です!
難しがられる煮物ですが、水の加減を上手にしてやることでふっくらと仕上がります。
水は入れ過ぎない、砂糖は気持ち多め、醤油は最後に入れ味を調節します。
砂糖と醤油だけで煮る定番の味に、白ワインの香り・ツナ缶のうまみがじゃがいもによくしみ込んでおいしいですよ。
あともう一品ほしいとき、常備してあるツナ缶・玉ねぎ・じゃがいもで作ってみてはいかがでしょうか。
