意外と適当にネジを締め過ぎて、シャーシ本体のプラスチック側のネジ山を舐めちゃったりすることって、あるあるですよね😅
特に経年劣化して、何度もボルトを外す箇所は要注意です。
でも私が20年以上愛用している、ネジの締め付け工具を使えば楽チンよ😊
私はバイクや車弄りでも必ずトルクレンチ🔧を使っていますが、ラジコンでもこの工具があれば、締め付け強度についてもう悩む必要はありません。
実はある道具を使うだけで、いつも同じ締め付けトルクでネジを締め付ける事が出来るんです。
それはトルクドライバーと言う優れものです↓
この工具の使い方は、トルクドライバー側にあるトルク規定値を設定し、規定トルクに達すると、カチン!とドライバーから音がして、それ以上回すとドライバーが空回りします。
ここで大切なことは、規定トルク値をどのくらいで設定するかです。
標準規定値はネジの太さと対照物の材質によって、工業規格が定まっています。車やバイクを整備する方なら良くご存知かと思いますが、通常は整備マニュアルなどに必ず締め付けトルクが書いてあるので、標準規格値をわざわざ覚える必要は無いのですが、ラジコンの整備マニュアルには、締め付けトルクが書いていないので、ネジの締め付け方は、力づくで締める場合が多く、ついつい締め付け過ぎて、ネジを舐めちゃったりするものです。逆に緩すぎるとシャーシのセッティングに影響します。
◾️工業規格の標準締め付けトルク。
条件: ミニッツやミニ四駆でよく使われるネジを2mm(M2)とします。
M2ネジ、対照物がプラスチックやアルミの場合、締め付けトルクは0.088N・m
N(ニュートン)表記だと分かり難いので、kgfに換算(約1/10)すると、0.897kgf・cmです。1kg弱。
そんな微妙なトルク加減を手で毎回締めるのは、職人技です🤣😆
でもこのトルクドライバーを設定すれば毎回同じトルクで締め付ける事が出来ます。設定はこんな感じ↓長年使っているので持ち手はサビサビですけどね😆
↑0.10N・mの目盛から一つ下の目盛(0.08)のちょっと上(0.09N・m辺り)に合わせるだけです♪
しかもこのトルクドライバーセットは、先端のビットが簡単に交換出来て、#00,0,1サイズの➕➖ドライバーや1.5mmサイズの六角も付属します。これ1本で職人技のネジ締め込みを毎回再現出来ちゃいます😊
⚠️一つだけ注意点があります。まだタップが切られていないシャーシに使う時は、初回はタップ山を貫く為の力が必要ですので、新品のシャーシへネジを回す時は、普通のドライバーでネジ山を作ってくださいね。
本当はもっとデジタルなトルクドライバーが欲しかったのですが、コンパクトな物を私はチョイス↑。デジタル好きな方にはこんなものもあります
↓ちょー高いけどね🤤
グるグる成増でお会いしたとき、お試しで使ってみてください。このボディの人が私です😆↓