ラジコン復活で買った主なモノ | ミニッツブログ GAPOT(ガポット)

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10年以上ぶりにラジコンを再開。今は京商社のミニッツレーサーをメインに遊んでいます。

ミニ四駆とミニッツレーサー(ラジコンカー)で大きく異なるところが、シャーシ本体のスロットルとハンドルを操作するための送信機があることです。


「送信機」の操作量に比例して、スロットル(アクセル)とステアリングを操作できることから、比例制御機とも言いますが、ラジコンの世界では送信機のことを"プロポ"と呼んでいます。正式名称はプロポーショナル。まぁそれはさておき、ラジコンを復活した時に買ったのがプロポ(10PX)とシャーシ本体(MR-03 EVO)とボディー(マクラーレン12C)の3点。他にはバッテリーやパーツを少々購入。周辺機器や細かいパーツはほぼ以前ミニッツをやっていた時の物を使いました。


◾️シャーシ本体(MR-03 EVO)↓


◾️ボディー(マクラーレン12C) ホワイトボディ(未塗装)


復活するならいづれ欲しくなっちゃうから、最初からフラグシップモデルの最新プロポを購入しちゃおう!と言うことでFUTABAの10pxをゲット。購入した10pxは送信機単体とLifeバッテリーがセットでした↓


このプロポは多機能で、手元からシャーシの動作を安定させるためのジャイロセンサーの強弱もコントロール出来ます。旧来のプロポはシャーシ本体とパソコン等を接続してジャイロのゲイン調整を行なっていたのでかなり不便でしたね。


ジャイロが何をしているのかと言うと、シャーシ本体に取り付けた2軸の加速度センサー(MEMS)が、車の横Gを検知して、スピンしない様にカウンターを自動的に当てる機能を指します。最近ではドローンの空中姿勢の制御にも使われている機能です。モトGPなどレースの世界でも使われていますね。最も身近な所だと、スマホやビデオカメラなどに搭載されている手ブレ防止機能もジャイロセンサーのお陰です。


この様に最新のプロポは高いけど、高精度な機能が含まれているから納得です。他にも最新のファームウェアにアップデートしたら、ドラッグレースなどでよく見るリアタイヤを空転させてフロントブレーキをかけた状態から一気にブレーキを解放しロケットスタートする機能なども搭載された様です。ミニッツレーサーでは使用しませんけどね。

そのうちスマホの通信機能と連動して自動的にファームウェアをアップデート(FOTA)する時代が来るかもね😍


あと思いの外便利だったのが、サーボビューと言われる機能です。プロポの設定はあくまでも仮想の値であって、シャーシとシンクロして動作を確認するところですが、このサーボビューがある事によって、プロポの液晶画面からスロットルの開閉度やステアリングの動作範囲が見えるのです。

凄いなぁ〜最近のプロポって😍


まだまだ他にも色んな機能が隠れていると思いますが、あくまでもドライバーを補助する機能なので、あまり頼り過ぎると、シャーシのリニアな動作が分からなくなるので、シャーシをセッティングする時は、各種機能はオフにします。リニアな動作が決まってからプロポの設定を弄る様にする事が大切ですね。


最近のミニッツレーサーの進化に驚く事が多くて、それらを発見する度にディープな趣味の世界にハマってしまいます😆

仕事柄、IoTセンサーを使ったシステム開発などにも関わっているので、この小ささとこの価格でミニッツレーサーを世に出すメーカーの苦労と努力は感心するしかありません。


今日はグるグる成増がお休みなので、スーパーラジコン秋葉原で10PXの機能を更に深掘りしに行って来まーす😃