こんばんは。
今日の夕食は
まずは
糸こんにゃくでチャプチェ
ちょっと汁たくさんに仕上がりました。
春雨がなかったので、糸こんにゃくでもできるかなあ、と
思いまして・・
材料は
糸こんにゃく
牛肉
ピーマン
にら
人参
にんにく
しめじ
です。
春雨だったら汁を全部吸ってくれたのかな。
続いて
白菜ときのこの生姜たっぷり汁物
白菜
きのこ
ブロッコリー
すりおろし生姜
チキンスープ
風邪ひき息子のために、生姜多めにしました。
それから
オクラの芽のおひたし
久しぶりに出かけた大型スーパーで
物珍しかったので購入してみました。
オクラの若い芽ですがあまりネバネバ感がなく、産毛の感触があったように思います。
カイワレとか、ブロッコリースプラウトとか
若い芽を食べるものって増えましたね。
それから今日のタイトルにもなっている、この料理!
里芋の煮っころがし
母が送ってくれた里芋の小芋を甘辛く炊いたものです。
私にとっては、秋に行われる「お祭り」 とか「特別な行事の味」です。
私の実家は、里芋で有名な産地にあります。
なじんだ料理なのですが、
どうやって作るのか?
ずっと疑問に思っていました。
数年前に思い立って実家の祖母に作り方のコツは聞いてあったのですが、
材料である子芋が手に入りにくい・・。
この子芋は、とても小さくて売り物にならないjくらい小さな子芋です。
実家は里芋農家だったので、自家で消費するためのものです。
つまり、流通に乗ることのない、市販されていない子芋 = 店頭から購入できない子芋です。
皮の剥き方についても生産地特有の剥き方があります。
ふつう、里芋の煮物というと
六方剥きにするか皮を包丁でこそげとるかしてから煮る、というレシピが大半ですが
私の地元では「里芋洗い機」なるものが存在しています。
水車の小さい版のようなものです。
その「芋洗い機」を川に設置してしばらくおくと皮が剥けている、というものです。
さっそく挑戦してみました!
鍋に仕掛けたのがこちら
きれいに皮が剥けています。
この鍋の直径は15~6㎝程度なので
芋ひとつの大きさが推測していただけるかと思います。
これを、祖母から聞いたコツを思い出しながら
炊いてみました。
ぐつぐつ・・
仕上げに鍋返しで調味料を絡ませるのが「コツ」です。
決して菜箸をいれてはいけません。
炊きあがってすぐのアツアツのものを
祖母は、菜箸か竹串に団子のように串刺しにしておやつ代わりに食べさせてくれました。
そして精進料理でもあるので
行事のときにもよく登場しました。
やっぱり、
うちの地元の里芋はおいしい!!です。
驕りかもしれませんが米と里芋はおいしいです。
殊に、里芋に関しては確信をもっていますし、
また、絶対に譲れません。
数年前のお正月、主人と喧嘩したことがある程です
主人はもちろん、息子は特に気に入ってくれました。
昔の料理なので濃い味付けだから気に入ったんだとも思います。
福井から滋賀に嫁いできて10年、
伝えられる味はきちんと息子に伝えたいな、と思いながら作った料理でした (大げさ?)
ちょっと長い記事になってしまいましたが、
郷土愛あふれた記事なので、なにとぞお目こぼしください (/ω\)
ごちそうさまでした。