９月のほけんだより 【秋に流行りやすい感染症】※追記あり

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例年にない暑さが猛威を振るいまくった２０１８年夏

それも少し過ぎて秋に入ってくるにつれて今度は夏に猛威を振るうヘルパンギーナやプール熱等の落ち着きが目立ってくる一方で、この時期から１１月にかけて流行ってくる感染症もなぜかやはり多くあります

その要因としましては、暑い夏を乗り切るストレスと体力の低下での「夏の疲れ」が出やすい時期であることや、季節の変わり目で高かった気温が急激に下がる為その温度差等で免疫が下がること等、色々とこの時期特有の原因があって起こりやすくなります

つまりは、「秋バテ」ともいいますね

それでは秋のこの時期に流行りやすくなる主な感染症と、秋バテを解消する方法を簡潔に書きます

　ＲＳウイルス感染症

最近特によく聞かれるようになったこのＲＳウイルス感染症は、かかってしまうと治るまで保育園に登園できない感染症です

症状としましては、「風邪」に非常に近いですが呼吸器系の感染になるため最悪肺炎などを起こす恐れもあります。

早期の場合やかかる年齢などにもよりますが、軽度の場合から上記の重い肺炎まで様々です。

空気感染はしないですが、咳やくしゃみ・モノに触れての感染が主になります。

感染期間は感染後２日～５日（８日ぐらいまで）と言われています。

呼吸器系・気管支系のため、発熱は３９℃～４０℃になることもあります。

登園には、「登園許可証」のご提出が必要になります。

　マイコプラズマ肺炎

ＲＳウイルスと似ていて、かかってしまうと激しい咳や頭痛・発熱などの風邪症状が見られるようになります。

発熱は３９℃を超えることがある。

初期症状時は乾いた咳が出だし、治りかけになってくると湿った咳に変わってくる。

潜伏期間は長く、１４日から２１日・長くて４週間とも言われます。

登園には、「登園許可証」のご提出が必要になります。

　ノロウイルス（感染症胃腸炎）

主には１１月頃からピークを迎えだす。

手や食べ物についたウイルスが人の口に入って感染する。（発生源は生ガキやハマグリ等の二枚貝からが多いとも言われています）

対象は乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層で、下痢や嘔吐・頭痛を引き起こします。

下痢の場合はトイレで流されるため感染しにくいが、嘔吐の場合は適切な処理や消毒をしないとウイルスが床に残り空気感染する。

一般に症状は軽症で済むが、乳幼児や高齢者は「脱水症状」を起こし重症化することもあります。

潜伏期間は１～２日、嘔吐下痢の症状が治まり普段の食事が取れるようになるのが目安となります。

ただ症状消失後も１週間程は便からウイルスを排出するので注意が必要です。

大事なのは基本の手洗い・うがい・消毒、そして食品はしっかりとした「加熱」が重要です。

登園には、「登園許可証」のご提出が必要になります。

その他にも秋～冬に流行る感染症は多いです　しっかりと予防・対策したいですね

さぁ、そして秋バテの解消する良い方法です（ご参考に）

体が何となく重い・やる気があまり出ずだるい・食欲がないなどの秋バテは夏バテからが原因でもあり、季節の変わり目の温度差や夏の疲れ・また夏の習慣（冷たいものばかり食べたり薄着で過ごしている等）による事が多いようです

これらを解消するには、

　食事は疲労回復するため、色の濃いお野菜や豚肉を摂りましょう　ニンジンやネギなどの根野菜がおすすめです

　これからの季節、重ね着をしての上手な温度調整をしましょう　また長靴下やひざ掛け等で下半身を保温してあげましょう

　シャワーに頼りがちの方は、しっかりと３８～３９℃のお湯にゆっくりと浸かってください　血流を活発にしましょう

　こまめに休憩したりリラックスしましょう　水分補給・寝るときなどもエアコンを逆に使いすぎないように

こんな感じでの生活習慣を心がけて、みんなで早く夏の疲れを吹き飛ばしちゃいたいところですね

そして感染症に関しても規則正しい生活と冷えた生活から少しずつ温める生活にシフトしていき、園でも子どもたちがしっかりと感染しないように免疫を高く保てる元気な生活ができるようにこの秋もスタッフ一同気を引き締めて保育していきますね

以上、秋・９月のほけんだよりでした

※そして追記です【９月１１日追記】

例年よりも１ヶ月近くも早いのですがインフルエンザが既に流行し始めているそうです　（まだ冬でないのに・・・）

特に知多市の隣町の阿久比町では結構流行っていて、学級閉鎖のクラスも既にいくつか出ているそうですし知多市でもこの早いインフルエンザが出ているそうです

みんなが予防接種をする前に流行するとは、やはりインフルエンザも強力で進化していますね・・・　

という事でインフルエンザにも当然皆さま、予防に向かってください

まず、インフルエンザの症状もかかった人の体力や体調等によっても延びたりします

予防にはいくつかありますが・・・

　手洗い・うがい

　十分な睡眠

　気温２０℃以上・湿度５０％～６０％を意識すること

　バランスの取れた食事

　マスク着用

そして何よりも大事なのは意識、「かからない」、「うつさない」気持ちが大切です

今年のインフルエンザはもう来ています　みんなでしっかりと予防していきましょう