こんにちは、ひよっこです。
JRAは明日から3日間の変則開催ですが、いよいよ平成最後の競馬となってしまいました。
少しだけ、平成の競走馬を振り返ってみましょうか。
この30年を振り返ってみて、牡馬で一番印象に残っている馬と言えばディープインパクトでしょうか。
国内では13戦12勝(G1 8勝)唯一の負けは暮の有馬記念でハーツクライに負けたレースだけでした
からね。現役時代も立派な成績でしたが、種牡馬になってからも多数の競走馬にその血を繋いでくれて
います。まさに、日本競馬界の宝といって良いでしょう。
そして、こちらは牝馬ですが、去年から今年にかけて爆発的な活躍をしているアーモンドアイでしょう。
8戦7勝(G1 5勝)私も40年以上競馬を観てきていますが、ウオッカやジェンティルドンナなど確かに
素晴らしい牝馬もいましたが、このアーモンドアイは桁違いの強さですし、父ロードカナロアと違った
適性能力を持ち合わせているところにも魅力を感じてしまいます。
この仔に出資されている一口馬主愛好家の皆さんの相馬眼には「恐れ入りました」です。
また、番外編でオジュウチョウサンも平成を代表する障害馬として歴史に名を刻むことになるでしょう。昭
和40年代にグランドマーチスという障害馬がいましたが、こちらはJRAの顕彰馬にもなっています。
オジュウチョウサンも引退後には是非とも殿堂入りを果たしていただきたいものです。
以上、平成の名馬の中から個人的な好みや印象度の高い馬を取り上げてみました。
そして、平成の最後JRA開催に3頭の出走予定が入りました。
4/29(祝) ファイアーボーラー(牡3) 京都6R 芝1200m 500万下 松山弘平
◎前走、前々走共に勝ち馬から0.5秒差と大きくは負けていないので、今回もそこそこはやってくれるのではないでしょうか?真ん中より内枠を引いてくれたらチャンスがあるかもしれません。
4/29(祝) ロードマドリード(牡4) 京都8R 芝1600m 500万下 A.シュタルケ
◎出走馬を見渡して見ても、相手に相当恵まれた印象があり、ここはあっさり勝ち上がってくれるのでは
ないでしょうか。前走後、角居調教師も「次は決めます」とコメントしていますし、また2着じゃシャレにもなりません。
4/29(祝) ブルヴェルソン(牡4) 京都12R ダ1400m 1000万下 中谷雄太
◎泣いても笑ってもこのレースが平成最後のJRA主催の競馬になります。したがって、重賞に匹敵する
重要なレースなのです。ご一緒の皆さんも、さぞかし私と同じ気持ちだと思ってこのコーナーを特別に写真付で締めくくりたいと思います。正直、この仔は強いのか?弱いのか?訳が分かりません。
新馬戦の芝で負けたかと思ったら、即ダートに路線変更して優勝しましたが、骨折して約1年間
治療に専念し、復帰した初戦でまさかの優勝。「これは当たり!」かと思ったら前走の中京ではなんと、
着差が10.5秒も離されてのゴールでした。一瞬我が目を疑いましたがVTRを何度観ても不可解な
止まり方でした。今回、陣営は距離が長すぎたとみて1400mに短縮してきましたが、勝ち上がってき
たレースは2走とも1800mです。果たして距離だけが原因だったのか?素人の私が言うのも何ですが、前走のあのバテ方はスタート直後のハナ争いにあると思っています。楽~に2番手3番手で追走していたら、あのような負けにはならなかったと今でも思っています。勝負事にたらればは好きではないですが、たらればだったのです。今回は、平成競馬を締めくくるレースです。どうか、みっともない競馬だけは
勘弁してください。お願いしますね。
中谷騎手さんへ・・・
脚を溜めながら2~3番手追走の作戦で決めようね!
※文中の写真は、(有)シルク・ホースクラブ様の許可を得て転載しています。